2010/04/26

フィットネスに行く

えと, 大阪にいた頃から, と言いますか, イギリスでもアメリカでも定期的にフィットネスというか, 基礎トレは欠かさないようにしてます.

時々, 無性に体を動かしたくなる衝動に駆られるし, スポーツする上で基礎体力の維持は必要不可欠だし, それにたるんだ男の体はみっともない. 見た目がよくないし, そんなものが自分につくなんて耐えられない.

まぁ, なんかの持病が自分にあると仮定して, 通院しているんだと考えれば全然たいしたことないですよね. それに運動した後は気持ちがいいものですし, 脳もよく働くし.

この国でもフィットネスに通うようになったんですけど, けっこういい所に行っています.

ちょうど職場と自宅の中間点くらいにある所なのだけれど.

まず, 走行トラック(けっこう長い)があるのがいい. ルームランナーみたいなのだと, イマイチ体に重力がかからないし, 足の筋力が甘やかされてしまう.

この国には室内トラックのあるフィットネスが多いみたいだけれど, 土地が広いのと, 雪が多いからという理由によるんだろな.

さらにさらに.

なんとフィットネスは天然温泉のある浴場施設と並列されてあるので, 運動後, 毎回, 温泉に浸かることができるのです.

何せ, うちがプロパンガスで, 都市ガスと比べると倍以上の値段がしちゃうので, 風呂のお湯を貯めるのはなかなかためらわれるのだけれど(雪国だし, 新興地だし, 都市ガスを引くのは大事なので, 都市ガスの住宅は少ないのだ), これだと定期的に湯船に浸かることができる. それに行き来は車なので, 湯冷め等の心配もない.

すばらしい.

というわけで, たぶん週に何回か通っているだけで元が取れるとかいうおいしい契約だったりします.

温泉も確かに気持ちがいいし(何せ露天風呂まである), おかげで肌がすべすべです. もう「おっさん」と呼ばれてもいい年頃なのに.

そういう状況なので, ちょこちょことフィットネスには顔を出すことになろうかと思います.

実は最近, 特に意味はないけどちょっとダイエットをしております. ちょっと2キロほど絞っておこうかと.

理由は体脂肪率の一桁代維持のため. 実は日本に帰って来て, 一年で1.5キロくらい太っちゃったのだ.

まぁ, 帰国後, 久しぶりに会った人たちに「やつれた?」「痩せた??」と聞かれていたので, 単にイギリスに行く前の体重に戻ったというだけなのかもしれないけれど, 単に気分的な問題で.

2010/04/23

こんな様子

えと, 大学教師生活にもずいぶんと慣れてきたところなのだけれど, 北海道の気候ってよく分からないところがありますね. あったかくなったかと思えば, いきなり冷え込んだり, と.

うちの大学はいろいろとのんびりしたもんで, このペースに慣れると気楽というか, ぬるま湯に浸かった状態になってしまうのではないか, という危惧はあるのだけれど, まぁ, そこは個人の気質次第. 時間がけっこうとれるし, 図書の在庫が乏しいという致命的な欠点も, 今年に一気に電子ジャーナルのデータベースを大学が買ってくれるという話なので, ぼちぼちと研究が続けられる目処も立った.

総合的に見るとかなり恵まれた環境にいるのではないかと思います. しかし, 私はつくづく運のいい奴だな, と思う.

札幌という街もきれいで大きく, なかなかによいところだし, 車を運転するのは楽しいし.

学生さんたちもいい人たちばっかりです. たくさん笑ってくれるし, やるときはそれなりにやる根気もあるし.

正直, 一流どころの大学ではないので, 目を見張るほど優秀という学生はいないかもしれないけれど, ポテンシャルを秘めている学生はかなり見受けられます. 彼ら, そしてそれ以外の人たちにも何かしらの刺激と, そして授業を終えるごとに, 「あ, 今日はこういうことを学べたな, 知ることができたな, 考えられたなetc etc」という機会を提供することができればいいなと思います.

大学の授業だと, 受験のためというプラクティカルな理由で勉強する理由がとりあえずはなくなるし(単位を取るという目的があるのは確かだけれど), 教師が「正解」を教えるというカーストをとりあえずは切り崩して, ある種の解答がなぜ「正解」で「妥当」なのかという, 自分が日頃「当然」だと考えていることが「当然」ではないという疑問を自身に抱くきっかけを持ち, 「考える力」というものの育成に全力を傾けることができるのがいいなと思います.

さらにプラクティカルな理由もからむのだけれど, この不況下, うちの大学はなかなか就職率もよろしいので, むやみやたらに「就職のため」を意識して勉強しなくてすむのも恵まれているなと思う.

大学が就職予備校のような役割を果たすことが求められている一面は確かに事実だし, その消費者のニーズに応える義務が我々大学教員にはあるのではないかと思うのだけれど, 一方で, 資本主義社会のきまぐれな要請から学生たちを一時的に隔離・保護し, 彼らが今後立ち向かっていかなければならない, 誰も体験したことがない故に誰も道筋を示すことができない時流の中を生き抜く思考力の基礎と, 学びのための学びの場を提供することが学校教育の本義なのではないかと思います. まぁ, そんなこんなでよくも台風の目のようなこんな場所で働く機会が得られたものだと思います.

ところで, 学校では私は「だいぶ目立っている(学生談)」らしい. この理由は特にこの場では記さないけれど.

まぁ, 当然っちゃ, 当然なのかもしれんが・・・

あと, 学生さんたちにはいつも(?)のようになんか, あまり「先生」としての扱いを受けないようになってきたような気がしないでもない. なんか, こう, おもちゃにされているというか, なんというか.

この辺, 土屋賢二さんに通じるものがあるな・・・

2010/04/13

宗教の力

私の勤めている大学は, ドイツの宣教師さんたちが開祖だったのです。

彼らは, 純粋に教育システムを構築するという理想の下に, わざわざこのような極東の果てまで来て, 学校を作り上げることになりました.

戦時中などは, 同盟国なのにも関わらず, 文部省(当時)から理不尽な扱いを受け, 様々な困難に直面しながらも, 巧みに大学経営を行ってきて今日に至っています.

まぁ, 歴史上, 大学の起源(universityという語源に限れば)はイタリアのボローニャ大学, そしてイギリスのオックスフォード大学が最初ということができると言えるのだけれど, 神学が主要な研究科目であったことからも分かる通り, 聖職者の養成が主要な役割であったわけです.

というわけで, 修道院に勤める人たちは, 知識人でもあったわけです.

宗教にネガティブな側面が多分にあるということはもちろん否定しないわけだけれど, 一方でナイーブなまでに使命感やアカデミズムの誇りを持っていた修道士たちも数多くおり, そのような無償の善意によって成り立っている大学機関が私の勤め先です.

「神」というものを語るとき, 度々その存在基盤が否定的に議論されているのは太古の昔から変わりません.

恐らく, 観察可能な具現物としての神は存在していないと, 私は思います.

かといって完全な無神論者というわけでもなく, 「神」の存在という共同幻想を抱く人たちが一定数いることによって, 「神」の存在が担保されることがあるのは間違いない事実である.

人という生物種は, ある種の存在を共有するとき, つまりある種の形而上的概念を「事実」であると認識することによって, その手の抽象的概念を具現化し, 実際に目に見える形で現実世界に対する影響力を及ぼすようにする能力があるわけです.

これは「法」や「経済」といった社会科学的基板になる考え方の一つであり, 「神」の存在も, 実際に観察可能な具体物として存在していなくとも, 新たに創造し, 生み出すことが一定数の思想を同じくする人間たちによって可能になることがある。

「神」という絶対物を想定することで, 人間社会の秩序を保ち, アカデミズムは人間の尊厳・誇りに関わるものであるという幻想を保ち続けることができるのであれば, 「神」という存在を私も信じても, 騙されてもいいかなと思うことがある。

2010/04/12

きたきた

えっと, ついに.

車がきましたー!( ̄▽ ̄)



つーわけで, 明日から車出勤なのだ。

2010/04/10

大学デビュー

えと, スーツで猫かぶりな格好をやめて, いつも通り(?)私服で勤務するようになっちゃいました。

民間企業にお勤めの人たちに怒られそうですね。でも, クールビズだなんとかいう中途半端な格好をするくらいなら, 私服でいいやんって思ったりします。決めるときはちゃんとビシッと決めればいいだけのように思いますし。

授業も本格化, とまではいかないですが, 一つだけさばいてきました(本格化するのは来週)。

まぁ, あんまり緊張しなかった, というかいつも通り喋ってきただけですけど, やっぱりテンション上がりますね。教職なんて授業をしてナンボの世界だと思う。

大学でのウケですが, なんだかおもしろいように笑いが取れます。お互い楽しい雰囲気になれるので, 別にいいですよね。

ちんたらダラダラするのでなければ, リラックスして授業に臨める雰囲気を作れるのはインストラクターとして重要な資質であると思う。少なくとも, 「間違えたら, 怒る」ということだけは私は絶対にしません。

間違いを恐れていたら全然前に進めないし, 思い切って大きな声で発言することもできなくなってしまうし, だいたいそんな雰囲気の授業って楽しくない。

威圧感を全面的に出して, 生徒に服従を強いるような授業をやる人って大学でもいるみたいなのだけれど, 個人的にそういうのは好きじゃないです。教師と生徒というカーストを確認することで, 自分の優位性を確認して優越感に浸っているだけのように思えて, 傍から見ていてなんだか見苦しい。

大学なんだから, 教師や教科書にも「間違いがあるのかも」という疑いの念を持ち, その感覚を論理的に秩序立てて, 批判的に議論し, そして説得力のある意見の述べ方を学べるようになること。

そういう資質を養うことが重要なことなのではないかと思います。

次から次へと新しいテクノロジーが出てきていますが, そういう論理的に物事を考える基礎体力がある人は, いろいろな変化にも柔軟に対応していくことができるのだと思います。自分が今まで身につけてきた価値観を破壊し, 再構築することを恐れないでいてもらえれば, といったことをちょっと期待しています。


オフィスの外の風景です。下に黒く見えているのはテニスコートで, ちょこちょこと見える白い物体は雪です。まだ溶けきっていない。


見ての通り, まだなぁんにもないという状態です。これから必要なものをたくさん入れていかないといけないのですが, とりあえずプリンタはないと話にならないので, 本日搬入します。あと, セキュリティの問題と単に大学で入れているネットワークがしょぼいという理由で大学での使用に設定したパソコンが必要(毎回, 自分のMacBookを持っていって, いちいちセットアップするのはめんどくさくて仕方がない)なのでアップルに注文しました。はい, 基本的に個人研究費で好きなパソコンを導入できるのです。強制的にウィンドウズを使わされるのでなくてよかった。

2010/04/03

式とか

えと、入学式だとか、新入生ガイダンスなんかに顔を出してみたのだけれど。

案の定、というか、ちゃんとスーツを着ているのに、全然、教員として認識してもらえない(教員間では、挨拶しているので、ちゃんと分かってもらえている)。

せいぜいが、父兄の方々か、サークル関連の兄ちゃんかといった扱いなのです。

図書館に入れてもらう時も、えらく驚かれてしまいました(そんなイケズせんと、入れてください)。

学食なんですが、そこそこの水準ではありますね。安いですし、まぁ、利用させてもらおっかなってところです。

そんなこんなで、本格的に仕事を始めるのは来週から。もしかして、この大学はけっこう居心地がいいのかもしれない(今のところ、雑用も少ないし)。

2010/04/02

かいぎ

えと、いろいろと会議が目白押しで、その後、歓迎会ということで、36階にあるレストランで晩御飯をいただく。

お値段はさすがにちょっと高めで、生中が950円だとか、八海山がグラスで2100円だとか、個人的に頼むにはちょっとはばかれるようなものが多かったです。

おいら、庶民。

閑話休題。

辞令交付だとか、まぁ、儀式っぽいやつは、「儀式だな」という雰囲気だったのだけれど。

ところで、分かっていたことなんですが。

研究費ということで、上限はあるものの、研究書だとか、学会の入会費だとか、学会発表の費用だとか、全部、経費なんですよね。そうなんですよね?今更なんだけど、「本当にもらっていいんだろうか?」という気持ちが拭えない。ありがたい話であります。それに、引越し費用の補助も出るらしい。いいの?ほんまに?

そんでもって、研究室ということで、大学に自分のオフィスがあるんですね(そりゃ、そうなんだけど)。すごい。本当に私ごとき人間がこんなもの使っていいのだろうか?と、恐縮してしまう。つい最近までタコ部屋だったのに。

まぁ、新人の頃は誰でもそんな風に思ったりするんじゃないかって思いますけど。

建物の中は、まぁ、ミッション系の大学なので、ところどころでキリストが十字架にさらされている像が散見されます。思うのだけれど、ステンドグラスだとか、もうちょっとインテリアとしてきれいなものを飾った方がいいんじゃないかって気がするのだけれど。

それで、今日は午後から入学式なのだけれど、会場の設営やら案内やらといった雑用はしなくていいらしい(そりゃ、そうなのかもしれないけど)。

なんか偉そうな顔して会場に入るのも戸惑ってしまうな。サークル関連の勧誘のビラでも見て回ることにしようか。

そんなこんなで、とうとう肩書きが「学者」になってしまいました。もう、あまりアホなことばっかり言っていられないのかもしれない。まぁ、でも専門外の分野での話ではご容赦いただきたいな、と。

2010/04/01

嘘ではない

えと、なんか気の利いた嘘でも書こうかと思ったのだけれど、特にネタないっす。申し訳ない話であります。

ところで、車がないのに買い物するのって難儀ですね。家具だとか、なぁんだか重たい日用雑貨だとかを、歩いてかついで運ぶのはなかなかに難儀。

周囲で新大学生や社会人と思しき人たちも見かけるのだけれど、だいたい、ご両親のサポートがついておられるみたいですね。ま、親が手伝ってくれるというのはちょっと苦手なので、一人で作業していて一向に構わないのだけれど。

この「国」なんですけど、なんだか外国に来た気分になります。

住所がブロックに分かれていて、わかりやすいのはいいのだけれど、やっぱり基本、土地が広いので歩くのがけっこう難儀。

携帯電話を使用しながら車に乗るとか、交差点の中で立ち止まる車も多くて、「交通ルールが違うのかな?」と思う瞬間がけっこう多い。この国は事故が多いらしいのだけれど、さもありなん。

それと、喫煙率が高い気がします。お店の中に入ってもすぐにタバコの煙に巻き込まれてしまうので、用件が済むとさっさと出て行ってしまう感じ。スターバックスがありがたいのです。

本州の禁煙・分煙ブームからはちょっと距離があるのでしょうか。

それに公共料金の収め方のシステムやら、地方銀行の構造なんかもちょっと「古い」というか、昔ながらといった雰囲気を残しております。個人的に銀行通帳は好きじゃないのだけれど、作らざるを得なかった。(公共料金の引き落としやらなんやらと、H海道銀行かH洋銀行のどちらかを所有していないといけないとか、何かと不便)

あと気になるのが、「ダシ」関連。この国は関東ベースって感じなんですね。スーパーで売ってあるものも、外食で食べるものも、大阪人の私からすれば、全てダシが薄くて、醤油の味がきつすぎるって感じがします。関西圏の薄味が恋しくなる。

そんなこんなで、おしごとは今日は昼からなのです。