2010/11/29

雪の中の運転

えと,ニュースでもやっていたのではないかと思いますが,北海道は雪に包まれました.

というわけで,第2の職場の北海道大学の様子.まだ,夕方の5時前ですが,もう暗い.

そんな状況になりましたが,仕事後はジムに行くためにこの雪の中を車で運転したわけです.

以前に2度ほど雪の中を運転したことはあるのですが,正直,大阪での降雪とたいした差があるわけでもなかったので,なんてことはなかったのですが,今日はさすがに地面も凍り,ところどころでアイスバーンが見受けられる本格的な北国の雪.

油断して運転するわけにはいきません.

なんて覚悟していったのですが,危険は感じませんでした.恐らく石橋さんところのGZというスタッドレスタイヤの性能がよかったのと,フォルクスワーゲンの走行性能のおかげでしょうか.

ゴルフは,その静粛性と(本当に静かです.スピーカーの音質もいいし),高速の安定性,そんでもって加速の良さをずっと体験していて,

「こりゃ,次の車もワーゲンだな.今の車も,10万キロ以上乗るつもりなんだけど」

と思っていたのだけれど,雪道の走行性能も確認して,とにかくここの会社は「走る」ということを真摯に分析して,本気で開発に取り組んできたのだなと感心させられます.伊達に本国のドイツだけではなく,雪と寒さの厳しい北欧での売り上げが高いわけではない.

それと,エアコン等の効きも非常によろしくて凄く快適です.事故に遭った時の安全対策も含め,ちょっと最近の国産じゃ,買う気になれない(ホンダもシビックの販売を日本でやめるらしいし,ホンダは金輪際,私の車の選択肢に乗ることはないのではないか).

雪道の運転ですが,走行車線とか意味をなさないくらい,なぁんにも見えなくなっていましたけど,こと車の運転にかけては「バカ」としか形容のしようのない北海道民のみなさんも,ゆっくりの安全運転だったので,周囲に合わせて運転していれば特に間違いはないような気がします.

後は,自分と車の能力を過信しないで,余裕を持って運転することかな.

2010/11/28

L'Arc~en~Cielと牡蠣のペペロンチーノ

邦楽では,実はラルクアンシエルが好きで,Duneのインディーズ版のアルバムも持っている程,昔からのけっこうコアなファンなのだけれど.



ラルク好きというと,当時はかなり異端で,高校の時にどんなバンド or 歌手が好きかとかいう話をしていたときに

「ラルクアンシエル」

と答えると,

「それって,どうやって書くの?」

と言われるので,

「L'Arc~en~Ciel」と書いて,

「えー,全然読めない.どういう意味?」

「フランス語で虹っていう意味らしいよ」

という会話をやっていて,イマイチ市民権を得られないでいました.

興味があるとかいう人には,アルバムなんかを貸したりしたのだけれど,当時は,所謂「ビジュアル系バンド(リーダーのtetsuは認めたくないらしいが)」だったので,女の子にはその風貌が

「気持ち悪い」

と専らの評判でした.

当時は(てか,今もたいして変わらんと思うが)私はけっこう「変わり者」と思われていた節があったので,多分,変な人が変なバンドの変わった曲を好んでいるみたいといったような認識を持たれていたような気もするのだけれど,時代は変わりましたね.別に,今,日本で「ラルク好き」と言っても全然珍しくないだろうし,それにフランスはじめ海外でも人気バンドになっちゃったってんだから,世の中分からんもんです.今の若い人たちに,初登場のラルクがミュージックステーションでぞんざいな扱いを受けていたなんて,言っても信じられないだろうな.

ということを,ちょっと今日はiPodに入れたDuneをシャッフルしながら車を運転していた時に考えていました.音楽って記憶が蓄積されるんですよね.最近は,BBCのWorld Newsばっかり聞いてましたけど.

えと,今日は久々(というか,bloggerに引っ越してきてからは初めてか?)にちょっとしたレシピを紹介します.

冬には重宝する牡蠣のペペロンチーノ.辛口の白ワインと相性がいいかと思います.

1. ニンニクを細かくすりつぶして,オリーブオイルを引いたフライパンに入れ,弱火できつね色になるまで焼きます.

2. 塩を加えた鍋で,パスタを煮ます.(たぶん,フェデリーニが一番いいかと思います)

3. ニンニクの入ったフライパンに牡蠣,赤唐辛子,マッシュルームを入れ,岩塩を適量と大さじ一杯分の白ワインを加えます.

4. フライパンはかるく火が通ってきたところで止め,牡蠣を裏返します.

5. パスタがゆであがる30秒前くらいになったところで,フライパンを加熱し,大さじ一杯ほどのエクストラバージンオリーブオイルを加え,茹で上がったパスタを混ぜてできあがり.

牡蠣は火を通さないと「当たる」のが怖いですが,かといって焼きすぎてもおいしくないので,火加減はかなり重要です.たぶん,両面を軽くフライパンが熱される程度に暖めるくらいがちょうどいい案配なのではないかと思います.好みで,仕上げに細かく刻んだ白髪ネギか水菜を載せてもいいと思いますが,今日は水菜を煮込みで全部使っちゃったので,こっちに残しておくの忘れていました.にゃは.

龍馬伝.最終回がよかったから,今までのは不問に付すか.

雪が降ってきました.外はだいぶ冷えてきた感じ.これから札幌も冬模様か.

2010/11/27

頭動かしてきた

えと,北海道ではめずらしいことなのだそうだけれど,ちょっとした言語学のワークショップに誘われていたので参加してきました.

木曜の午後と夕方からと,金曜の朝と夜という変則な時間帯だったのだけれど,けっこう楽しかったです.

うちの業界では有名人のセドリックとも会って,いろいろと喋ってきたのだけれど,向こうも私のことを知っていたみたいです.まぁ,実はちょっとemailのやりとりだけはしたことがあったのだけれど.

セドリックは,正直,言語分析の話で納得したことはないのだけれど,概念的な話はおもしろいですね.Linguistic Minimalismも興味深く読ませてもらったし,このまま概念的・抽象的な話でぶっ飛んでいただいて全然かまわないのではないかと思う.

本人はなんだかんだでハーバードに止まっていたかった(というか,ボストンにいたかった)みたいだけれど,新しい職場では研究だけしていればいいみたいで(事務とか教育とか何もしなくていいらしい)彼にはそういう環境が向いているのかなという気がしないでもない.どことなく,おとなしい感じだし.

それと,私見では,意外とチンクエの話がおもしろかったです.堅実な言語分析の話だったし,話してみると,けっこうわりきって記述やっている感じで,凄く好印象でした.人当たりもいいイタリアの好々爺だったし.

カートグラフィーだとか,すさまじい数の機能範疇とか言い出すのかな,と思っていたのだけれど,全然そんなことなくて,実にスマートな分析を話してくれました.やっぱり,地味な部分の力があってこそ,いろいろ好き勝手言えているのだな,と今更あほみたいな関心をしてしまいました.

それと,日本語学の話も刺激的というか,きちんと現象を捉えて分析している仕事は,やっぱり業界が違っていても受け入れやすいなと印象.

というわけで,概念的で大きな話と,地道で着実な言語分析という小さな話の両方をバランスよく聞いてきたので,頭がちゃんと活動してきたような感じです.職場の若くてかわいいお嬢ちゃんたちと喋るのも楽しいのだけれど,やっぱり頭は生きている間に使っておきたい.

関係者の皆様,ありがとうございました.それと,喉の調子が悪くて,喋りがおかしくてすみません.声が出るだけでも随分とましになったのだけれど.

2010/11/21

スポーツジムが潰れるっぽい

えと,ちょっと連絡をいただいたのだけれど,今,自分が行っているスポーツジムが近々潰れるっぽいのです.

はぁぁ.

3周年だとかこの前言っていたので,「経営はなんとかしばらくやっていけそうだな」という感覚はあったし,客はそれなりにいたし,スイミングやダンスなんかのお子様たちのスクールもけっこう繁盛していたので,ジム自体の経営は別に悪くなかったと思われます.

ただ,ハード面で問題があって,4階建ての慰労施設が1階から3階まであって,3階が天然温泉なんかがある施設で,4階がジムという構造で,ジムはその慰労施設に乗っかっているという感じの経営だったそうなのです.

それで,その施設の運営母体自体が,この施設の経営そのものを突然辞める決断を下したのだそうで,ハード施設がなくなってしまうスポーツジムも終了せざるをえない,とかいう話なのだそうで.

なんだかねぇ.

場所が家からも職場からも近いし,何より通勤経路の途中にあるし,200m近いランニングトラックがあって(最近,非常識なスピードでダッシュをやっていますけど),プールもけっこうきれいだし,檜の天然温泉ではとてもリラックスできるので,けっこう気に入っていたのですが.

まぁ,我々,消費者はセカンド・オプションといいますか,他にスポーツジムを探せばいいだけの話なので,それほど事は深刻ではないのだけれど,ここに勤めているスタッフには気の毒な話だと思いますね.

社員さんもバイトさんも,みなさん,気のいい人たちばっかりなので(やたらとちょっかいをかけてくるおねーさんも2人いるのだが),彼らが路頭に迷うのはなんともやりきれない感じがする.

学なんかはないのだろうけれど,仕事はちゃんとやっている風に見えたし,彼らがすぐに次の職場を見つけられればいいのですが.

しかし,まぁ,この施設の経営も本当にうまくいっていなかったのかどうか疑問である.

人であふれかえっているわけでは決してなかったけれど,閑古鳥が鳴いている雰囲気もなかったし,とんとんって感じだったんじゃないかって気がするのだけれど,何か新しいビジネスでも始めるつもりなのだろうか.

利益が出なければ,経営はやっていけないというのは重々承知なのだけれど,そこそこ利益の出ている業務があって,それによって地域の人たちに楽しんでもらって,ちゃんと働ける人たちがたくさんいるっていう状態は,むしろありがたいもんなんじゃないかと外部の人間が勝手なことを言ってみる.

単純な利益追求だけじゃなくて,いい雰囲気の職場を提供できる会社は,爆発的に利益を伸ばすことはないかもしれないけれど,コンスタントにその会社に利潤以上の物をもたらしてくれるもんなんじゃないかって思います.時代が違うかもしれないけれど,社員を大事にする気風で松下幸之助なんかは経営者として素晴らしい業績を残したわけだし.

しゃーないので,年明けからは別のジムに行ってみるか.(でも,ランニングトラックのあるジムってそんなにないみたいなんですよね.ルームランナーとか好きじゃないんだよな)

2010/11/20

評価される立場にあるということ

えと,今日は休日出勤でした.

所謂,入試ってやつですね.最近の私立大学の入試では,青田買いとでも申しましょうか,推薦でできるだけたくさんの学生を囲っておこうというのがけっこう一般的になってしまいました.

この時期から入試までの追い込み期間で,どれだけ学生の学力が伸びるのかというポテンシャルを考えれば,この種の入試制度の弊害やいかばかりかと思うのだけれど,そんなことも言ってられんみたいですね.

文科省辺りが強制的に,入学定員の何パーセントまでしか推薦で取っちゃいかんとかいう規則を,リーダーシップを発揮して制定してくれると,非常にありがたいと思うのだけれど.(最近の大学生の学力低下問題とやらに,一石を投じられる政策になると思う)

この辺は,大学も企業の就職活動について,あまり文句を言えた立場ではないなと自戒の念を込めて考えてしまうところである.

そんなこんなで,いろいろと面倒くさかったのだけれど,壮絶な自己矛盾を平気で主張する,大学教員さんたちも楽な商売やな,とちょっと突き放した目線で見るような機会があったり.

それはまぁ,別にいいのだけれど,自分のことは棚に上げて,学生さんをバカにする態度ってのはいかがなものかと思う.

自分が公表して恥じることのない学歴・業績を挙げている,立派なindependent researcherならまだしも,外部から批判・批評されることをずっと拒み続けているような人たちが,よくもまぁ,こんなに自分のことを棚に上げて学生をこき下ろせるものだと感心してしまう.

全然,批判されることも,評価されることもなく,年々なんとなくやっていれば給料が上がって,地位も安泰で,教育者という名の下に好き勝手やっていった成れの果てってやつなのだろうか.

「先生,先生」と持ち上げられていれば,そりゃ気持ちのいいものだろうし,自分が評価される機会がないというのが気楽なもんだというのは,分かる.正直,ずっとそういう状態でいたいという気分がないわけでもない.

しかし,自分が独り立ちした研究者という立場を与えられている以上は,自分の業績は常に人目にさらされ,批評され,批判されるべきだと思われるし,自分で自分のことを「俺はえらい」と思った時点で,生きていく価値はなくなるのではないか,と私は単純にそう思う.

それより何より,今の自分の知識や能力程度で高評価され,持ち上げられることの方にこそ危惧を感じる.もっとはっきり言えば,「気持ち悪く」思える.

自分がこれまで会ってきた多くの優秀なlinguistsを目の前にして,「俺は凄い奴なんだぞ」と言える気概なんて私にはない.自分には,かろうじて自分が「たいしたことない(バカだ)」と認識することができる程度の知能があるというだけの話である.

もっといろんなことを知りたいし,もっと賢くなりたい.

こういう気持ちが自分の中にある間は,自分にも生きるだけの意味があるのだと思うし,そう思えないようになれば,研究者としては「ジ・エンド」であろう.第三者の目から見て,今の私程度の実力で満足している奴がいたとすれば,誠に見苦しい.

話を戻して.

自分が評価されうる立場だということを忘れ,学生さんを罵るような言動は,せめて自分に関しては強く戒め,今日のできごとは他山の石としたい.

まぁ,自分はどの段階の学生さんを相手にした時にも,頭ごなしに見下すようなマネは,今までもしてきたつもりはありませんけど.

「アホ,バカ,こんなこともできない(わからない)のか」といった発言だけは,一度もしたことはないです.

2010/11/19

早稲田大学 明治神宮野球大会初優勝

だそうですね.正直,知らなかったです.(春の大学野球選手権大会は3回優勝したことがあるらしいですが)

決勝の相手の東海大学は,春の大学野球選手権でも準優勝の実力校で,締まったなかなかいい試合だったと思います.

しかし,なんだかんだで「ハンカチ王子」こと,斎藤佑樹くんはいい投手ですね.

大学に行って「しょぼくなった」「たいしたことない」とかいうネガティブな評価もされるけど,なんてことはない.

六大学で通算31勝.防御率が1.77の奪三振数が323.今回の神宮大会でも3試合で失点1,防御率0.75なのである.数字的にも,大学野球界で歴代最高レベルの成績を収めている.これで文句を言われるということは,一流の証以外の何者でもない.周囲の求めるハードルが高過ぎるだけのことである.

まぁ,マスコミが必要以上に持ち上げるので,それを「気に入らない」と思う人がたくさん出てくるんでしょうね.その感覚はなんとなく分からないでもない.

他にもプロサッカー選手のデイヴィッド・ベッカムなんかも,マスコミが持ち上げすぎるので,アンチを増やしている典型例だと思うけれど,どちらもすばらしい選手なので,正当な評価をしてほしいなと思います.

話を戻して.

早稲田と東海大の試合を見て,まず印象に残ったのが,斎藤くんの度胸の良さ.

監督によって「用意された」ような舞台で,決勝戦,最終回,1点差というプレッシャーのかかる場面だったけれど,涼しい顔をして非常にクレバーな投球をしていたと思います.

打ち気にはやる打者の心理を読み,ボールになるスライダーを軸にきれいに空振りをとるし.

空振りを狙って取れるだけのキレがあるのももちろんだし,スライダーの前にストレートをアウトローに決めてあるのも効果的.これで,打者からすれば,「いつでもストライクゾーンで勝負ができる」という状況が頭に作られてしまう.

この心理状況を作らせられた時点で,斎藤くんの勝ち.アウトローの球がストレートに思えるので手を出さないといけなくなってしまうし,実際,そこでストライクが取れるのだから,追い込まれる前に山を張らないと反応できなくなってしまう.

斎藤くんは,「王子」だなんて言われるけれど,とんでもない.めちゃくちゃ強気で,凄いクレバーな投手ですよ.かわいらしい顔をしているけれど,定型的な天上天下唯我独尊男です.この手の性格は,ピッチャー向き.プレッシャーに強いタイプで,見ていて楽しい.

あとは,よく言われるけれど,体重移動がちょっとぎこちない感じで,手先でボールをコントロールしている感じなので(たぶん,右足の蹴りがちょっと弱くて,リストの使い方が不自然なくらいうまいせいだと思う),この部分が矯正できれば,プロでも十分やっていけるでしょうね.日本ハムではダルビッシュという球の速い変化球投手といういい見本があるので,いろいろ盗んで,いい投手になってほしいですね.札幌ドームは近くなので,来年はぜひとも生で観てみたいものですが.

早稲田であと目についたのは,二番手で登板した大石達也くん.もう,とにかくストレートがすばらしい.

「糸を引くような」という形容がぴったりとくる抜群にきれいな球筋のストレートは本当にほれぼれします.「達也」という名前は,タッチの上杉達也を連想してしまいますけど,たぶん,上杉達也が実在していたら,こういうストレートを投げていたのではないか,と想像力を膨らませてしまいます.西武ライオンズは先発として育てるみたいだけれど,抑えでいいんじゃないかな,と思います.まぁ,先発でもいいと思いますけど.

それと,こっちもピッチャー向きの性格で,「飄々と」しているタイプだそうですね.緊張とかしないで,いつもリラックスしている感じ.

まぁ,こういうわくわくさせてくれるような選手が出てきてくれるのは楽しみですね.後は,野手でもこういうのがたくさん出てきてくれると嬉しいのだけれど.

2010/11/15

オフィス

えと,今の私のオフィスの壁紙はこんな感じになっております.

ジェイムズ・ディーンの雰囲気もよろしいし,アインシュタインの名言が並べられてあるのもいい感じです.一言一言が実に深い.言葉に「重み」があって,軽っちい偽善さみたいなものがなくて清々しい.

今はソファを買おうかどうか悩み中.

ところで,日系BPコンサルティングが地域別にブランド力がある大学なるものを調査したらしいのですが.

北海道がなくて,残念なような安心したような気が...

2010/11/13

掃除

えと,ひっさしぶりのお休みなので,朝はちょっとのんびりとして,それから部屋を抜本的に掃除する.

え,英語学会って何のこと??ちょっと札幌離れたくない.

ちょっと長期出張が重なって,掃除サボり気味だったので,久々にやってなんかすっきりしました.

それで,壁にはオードリー・ヘプバーンのポスターを貼ってみた.(大学のオフィスにはアインシュタインとジェイムズ・ディーンのポスターを貼ってある)

この人って,本当かわいいですよね.なんか生ものの人間って感じじゃなくて,神が作った芸術作品って感じがする.

2010/11/12

タイヤを履き替えた

えと,今日からスタッドレスタイヤに履き替えました.フォルクスワーゲンの純正ホイールなのだけれど,これだとトレンドラインと区別つかないようになってしまいますよね.コンフォートラインの軽快なホイールはけっこう気に入っていたのだけれど.って,ワーゲン保持者か,車好きでもなければそんなとこ誰も気づかないと思いますけど.

これで,雪が降っても安心,なんだろうか...雪国での運転は初体験なので全然分からない.まー,なんとかなるだろう,と思いたい.
ついでに,授業に行く途中の北大キャンパスにて.ロサンゼルスに行っていた間に,北海道は紅葉もピークを終え,落葉が始まっていたのでした.
冬は鍋がおいしい季節ですけど,一人身じゃな.「この際,結婚するか」って,いったいどういう動機やねん!

あ,いや,やっぱり職場環境上なのでしょうか,しょっちゅう「なんで結婚しないんですか?」だとか,「いつ結婚するんですか?」だとかいう質問が次から次へと来るもので.

すんまへん.まだ,もうちょっと結婚は勘弁してください.

2010/11/11

意見の取捨選択

学生さんたちから,他の先生の授業への不満を耳にすることが多々あります.

まぁ,自分もどっかでいろいろ言われている可能性は否定できないわけですが.

うちは,資格がいろいろ取れるということもあって,厚労省からの圧力だのなんだのがたくさんあって,確かに授業数は多い感じです.

漠然と授業数を増やせば,それで大学における教育水準が向上するとか考えている,脳みそ空っぽのお上と,そういったお上と連動しているマスコミさんの刷り込みで,授業にとりあえず参加しておけばいろいろ手取り足取り教えてもらえるとか思っている学生さんたちが増殖しているので,大学のアカデミズムの質の低下みたいなものは着実に進行している感じです.

大学生にもなれば,勉強なんてものは自分でして,授業なんてのはものを考えるきっかけでしかなく,教師の一言一句が誤りではないかと疑い,「教わる,教えてもらう」のではなく,同等の立場で議論し,あわよくばそれを乗り越えるとか,そういうことはないみたいです.少なくとも,うちのような中堅校レベルだと.(かと言って,旧帝大レベルではそうじゃないと断言できないような気もしますけど)

この手の,最近のよくある大学教員の愚痴めいた気分もないではないけれど,一方でなんだか,学生さんたちが「かわいそうだな」という気になることはけっこうあります.

正直に言って,自分だったらこんな授業まともに受けてられんな,という気分にさせられることが多々ある.

基本的に,自分のオフィスで何かやっていると,シングルトラックな私は自分の仕事以外はなぁんにも耳に入ってこないのだけれど,オフィスを出入りしたり,珈琲を入れていたりすると,オフィスの前の教室でやっている授業が聞こえてくるので,いろいろと考えさせられることになります.

『最近では,お年寄りが年齢を重ねることも発達と言います.発達とはいろんな場面で使われるんです』

だとかいう,政治の匂いを嗅ぎとれない発言だとか,

『こういった子育てのノウハウが積み重ねられて,私たちのDNAに受け継がれてきたんですね』

だとかいう,生物学・進化論の常識に真っ向から立ち向かう,獲得形質が遺伝するかのような発言や,

『ドイツで一番有名な収容所のアウシュビッツでは,いろんな悲劇が繰り返されてきたんです.あなたたちもちゃんと歴史に学ぶようにして,ドイツに行ったらアウシュビッツに行きなさい』

だとかいう,地理もへったくれもないお説教だとか.

まぁ,確かに私が理屈っぽくて,いろいろ細かい人間なのかもしれない.

しかし,知的能力と知識を商売道具にしている我々大学教員としては,知識の錬磨と情報の整理には細心の注意を払う義務があるのではないかと思うのである.

事実・データの吟味,そしてそれに基づく一般化・理論化は,全ての学問に共通する基礎体力であるはずである.

そして,それができないのであれば,大学教員としての基本的スキルがないわけであるから,さっさと辞表を書いて職を辞すべきであると思うのだが.

他にも,「小学生を相手にしているんじゃないのか,この人は」とか思わせられるようなこともけっこう多いのです.女子大だからなんだろうか.

そんなこんななので,学生さんたちには,

「一応,いろんな人の話だけは聞いておいて,自分が納得できる意見だけ心にとめておいたらいいんじゃない?」

と言っています.まぁ,いろいろ考えて悩むのもいい経験なんじゃないかと思いますけど.

それより何より,もうちょっと授業時間に余裕を持たせて,「あそび」の部分を大学教育にも導入できないものかと思います.なんでもかんでもギシギシ詰め込んで,

教訓・教育

なんてのを前面に押し出しても,柔軟でしなやかな思考能力は養成できないように思うし,いろんな人たちと,無目的に喋ったりすることも重要な経験だと私は思う.19世紀から20世紀にかけての多くの偉大な科学者や思想家は,パリのカフェでひたすら喋って,思考回路を刺激することによって,多大なアウトプットを出すこともできたわけだし.

上から下に押しつけられる座学なんて,程ほどでよろしい.

2010/11/09

ロサンゼルス写真館

学会途中だったのだけれど,Home coming dayというお祭りで,キャンパス内は賑やかでした.ちなみに,USCのアメフト部はこの日の試合では敗戦だったそうな.



地元の人たちに連れられて,とある有名な韓国料理レストランで.とてもおいしくて,野菜が多くてヘルシーで,10ドルちょっとですみます.すばらしい.一緒に行った韓国人の女性も,ロンドンの韓国料理はイマイチだけど,LAの韓国料理は素晴らしいと絶賛していた.


ハリウッドの中心街へ向かって歩く.さすがに道が大きいので距離が長い.車がないと本当に不便.


リトルトーキョーにも行ってみました.まぁ,日本製品を買いたいと思うほど長期滞在でもなかったのですが.


最後のホテルはこんな感じです.けっこうきれいで,こういうとこなら,新婚旅行に使ってもいいのではないか,と思います.って,別に結婚する予定はないですけど.


バスルームはこんな感じ.実際の物もなかなかきれい.


ホテルが吹き抜けになっているので,部屋の前はこんな感じなのです.夜中は涼しいので,ちょっと空を見ながらビールを飲んでみました.快適.


カリフォルニアで有名なバーガーショップ.In-n-out(イナナウトと発音します)にて.確かに客は多くて,繁盛していた.


まぁ,バーガーキングやマクドよりはおいしいと思いますけど,私にとっては「こんなもんか」って感じ.基本,ジャンクフードは食べない人間でして.


Hollywoodの文字が見えますかね?iPhoneだとちょっとズーム機能がないもので.って,アプリ入れてるんですけど,あんまり使わない.


どこまでも空は綺麗です.


ジョージ・クルーニーと手の大きさ比べ.さすがにジョージ・クルーニーの手は大きい.


意外とマット・デイモンの手は小さかったですね.もしかすると,背が低いのかもしれない.って,小さい人だとシンパシーを感じる悲しい性.


ゲイシャと言うと,やたらと妖艶なイメージがつきまとっているのですが,いったい何の店だったのでしょうか.開いてなかったので,入れなかったんですけど,やっぱりそれ系の店か??


UCLAの前にて.きれいなキャンパスです.


Bookstoreでファンキーなポスターを数点と,ちょっとほしかった本(FitchのEvolution of Language)を買ってきました.後で,アマゾンと値段を比較すると,ちょっと高かった.なんかショック.気楽に読める本なので,ベッドサイドにおいて,寝る前にウィスキーでも飲みながらゆっくり読むことにします.

帰宅

えと,大阪から帰ってきて,たった今の今まで息つく暇もなく仕事が山積みでした.

ちかれた.

まぁ,大阪では基本遊びほうけてきたので,文句は言えないんですけど.

半年ぶりの人たちとちょっとご飯食べてきて,翌朝にはキタを歩いて(いろいろ建設中の建物がありますね,今),はがくれで生醤油うどんを食べ,懐かしの阪急宝塚線で,今年3月に退官されたT先生と久々に再会し.

同窓会というか,うちの大学の学会でちょっと喋ってきましたけど,阪大も設備がきれいになりましたよね.こういうところで勉強できる学生さんたちは,恵まれているなと思います.

なんか,短期留学も簡単にできて,お金もたくさん出るようになったみたいだし,奨学金も成績が優秀なら返さなくてもいいとかいう制度になったそうだし.(私の世代はちょうど過渡期だったので,免除規定も何もなかった時なので,私は一切合切学生支援機構のお世話にはなっておりません)

それより何より,久々に恩師のK先生の話が聞けたのはよかったです.

古希のお祝いと,現在お勤めの大学の退官記念(来年の3月だけど)を兼ねていたので,まぁ,「行かないといけないかな」と思って行ったのだけれど.

K先生と言えば,知る人ぞ知る,永遠の「青年」って感じの人で,60歳前後でもめちゃくちゃお元気な人だったのだけれど,さすがに今はちょっと白髪も増え,髪の勢いもなくなり,肌も老いたか,と思わざるを得なかったのだけれど,いざ,トークを始めてみれば元気元気.

まるで水を得た魚のように,「シャキーン」といった雰囲気になり,ガンガン突っ走った講義を展開してくれました.

やっぱり,この先生はこうでなくてはいけない.

そんでもって,講演中に私にやたらとアイコンタクトを取ったり,同意を求めたり,いろいろちょっかいを出されたり,と学部時代を懐かしく思い出す瞬間も多々ありました.

そーいや,こんな感じの授業を受けてたな,学部時代.

もう10年以上前の話.いやはや.

人間,あんまり変わらんもんやな.

懇親会の後,石橋駅近くの学部1年の頃からの行きつけのバーにも顔を出す.マスターもけっこうなお年なのだけれど,けっこう元気で未だに若いガールフレンドを作っていらっしゃるらしい.

懐かしい.

久々に若い女の子の関西弁を聞いた時も,「懐かしい」「いいもんだな」と思ったのだけれど,なんだかんだで,今はなんか札幌に来ると「帰ってきた」という気分になりつつあります.

ま,当分,北の大地でゆっくりしていたいものですが.

2010/11/05

帰ってきた

ロサンゼルスのホテルから空港へは,シャトルバンで行く予定だった.

だった...

ピックアップの時間が10時40分から55分の間ということだったので,チェックアウトして,ホテルの前で40分過ぎから待っていたのだが,待てど暮らせど車は来ない.

...

時間は既に11時.

予約番号を確認し,ホテルの前でラップトップを開き,自分のシャトルのステータスを確認すると,

「48分に目的地到着.見つからなかったので,出発」

という記載があるのを目にする.

一応,電話でも問い合わせてみたのだけれど,

「予定通り目的地に到達した」

というメッセージが流れる.

...

無視していきやがった.

まぁ,推測するに,そんなメジャーホテルではなかったので,ディフォールトでシャトルバンの会社に登録されていたわけでもなかったし,ホテルの看板があまり大きくなく,ホテルの前の木で看板が多少見づらいという点もあったので(もちろん,一抹の不安を感じていたのだが),見つからなくて,さっさと無視して行ってしまったのであろう.

証拠が残るわけでもないので,ドライバーは「ちゃんと目的地に行った」と言い張るであろうというのは容易に想像がつく.海外なので,安い賃金ですませられるところでは,まともな人材がいるわけではないのである.

Your Responsibility

You can take risks

なんか,この手の言い回しって,ストレス感じるし,嫌になりますね.

しゃーないので,ホテルの受付のお姉さんに頼んで,タクシーを呼んでもらい,タクシーを待っている間に,Supershuttleという会社に,「金を返せ」というメールを送信しておく.(クレームの行き先に電話番号が表示されていなかったのが,また腹が立つのだが)

ホテルのお姉さんも私がチェックアウトした時間は分かっているし,何せ受付からガラス越しにホテルの玄関は見えているので,

「何も来なかったよね」

という証言というか,確認は取れている.

現時点で,まだSupershuttleとかいうゴミ会社から返信は来ていないが,クレジットカードの請求(前払いなのだ)を止めようかちょっと考え中.裁判になったら容易に勝てるのだけれど,何せ私が日本に帰っているので,何も出来ないで,クレジットカードに妙な傷をつけられたら,今後,アメリカに入国しづらくなるというのもジレンマである.

ちなみにSupershuttleとclaimとかreviewといった言葉をかけあわせてグーグル先生に問い合わせてみたのだけれど,評価は随分低いですね.やっぱり,安かろう,悪かろうのゴミ会社だったようである.

「空港からホテルへ行く分には使えるが,ホテルからのピックアップは期待できない.タクシーを使え」

というコメントがあったのに妙に納得.なんか,この手のトラブルはたくさんあるみたいだな.さっさとカードの請求を止めるのが吉か.こんなカス会社には1ドルだって払いたくない.まぁ,私も度量の狭い人間だなと思う.

てなわけで,出だしはちょっと困ったことになったけれど,

『ロサンゼルス→成田→羽田→新千歳→札幌』

というジャーニーを無事終了.翌朝は1限から授業で,午後に臨時の教授会があって,そこから別キャンパスに移動して,入試問題の校正をして,ジムに行ってから就寝.

気のせいか,まだ頭がフラフラするし,耳がなんか痛いし(ずっと乗り物の騒音の中だったので),今朝の夢もまだ英語だし,で旅が終わった感じがしないのですが,今日からちょっと大阪です.

というわけで,同窓生の方々,よろしくお願いいたします.

LAの他の写真は,また機を見てuploadしようかと.

2010/11/03

ビバリーヒルズ青春白書

えと,学会が無事に終了しました.

学会自体はよかったのだけれど,なんでアメリカって国は暖房も冷房もめいっぱい効かせてるんでしょうかね.みんな「寒い寒い」って言ってるのに,がんがん冷房がかかっていて寒い寒い.

私を個人的にご存じの人は,私が寒さにめっぽう強くて,シャツ1枚で過ごしているところを見ていらっしゃるので,「え,あの変態が?」と思われるかもしれませんが,そうです.その寒さにめっぽう強い私が「寒い」と言うのだから,事情は推して知るべしです.

普通に日陰に入ったら,涼しくて快適だってのにね.

学会と言えば,人といろいろ出会えるのが醍醐味の一つだと思うのだけれど,今回はけっこう目当てにしていたUSCの過激派で鳴らす先生(これだけで業界関係者にはすぐに分かるのが,すごいところですが)ともたくさん話せて楽しかったです.

ってか,なんか,「吸い付かれて,離れてくれない」ような状況と言った方が的確だったような気もしますが ^_^;

そんなこんなで,ちょっと三日間遊び過ぎていた勉強し過ぎていたので,ちょっと昨日は疲れてしまいました.

今の職場はけっこうのんびりとしていて,気楽でいいのだけれど,気がついていたら脳みその一部が糠味噌にでもなっていたんじゃないかってくらい,とろけていたのかもしれない.

まぁ,今回の鍛錬で糟が取れたのなら,よかったんじゃないかとも思うのですが.

最終日は観光日に当てていたのだけれど(何せ,日本では祝日だし),ちょっと朝はゆっくりして,インターネットで飛行機のチェックインを済ませ,そんでもってシャトルの手配をする.

市街地からロサンゼルスへは,移動手段の基本が車なので,タクシーかシャトルバンの相乗りが一番ポピュラーなんですね.シャトルは連絡しておけば,ホテルまで迎えにきてくれるし,だいたい20-30ドルで空港まで行けるので楽でいい.

学会期間中に泊まっていたホテルは,いわゆる「エコノミーホテル」で,泊まれればいいやって水準の所だったのだけれど,最終日はちょっと朝もゆっくりできるし(フライトは午後2時過ぎ),ということで,ウェストウッドのビバリーヒルズの外れにある中級ホテルにしてみました.

ちょっとお金を出してみると,待遇が随分と違いますね.設備がいろいろ綺麗で手はずが整っているので快適です.1泊160ドルなのだけれど,アメリカなので,基本2人分でもこの値段ということを考えれば,パートナー連れの旅行だとこれぐらいのホテルでちょうどいいのではないかと思います.

ウェストウッドからハリウッドは距離的には近くて,車があればUniversal Studiosにも30分もかからないで行けるのだけれど,バスだと乗り継ぎやら何やらで何かと大変ですね.結局,ハリウッド中心街に午後1時前に着いちゃったので,Universal Studiosまで行くのは諦める.

まぁ,テーマパークなんてのは,自分が楽しむと言うよりは,一緒に行っている人が楽しそうにしているのを見て楽しむって感じなので,別に行かなくてもいいんですけど.

あ,その割には「ジェットコースターに乗れないのはなんでですか?」だとか,「観覧車に乗るのに長時間の説得を要するのはなんでですか?」とかいった質問はやめてください.もう,ほんと無理なんです.勘弁してください.

高いとこきらい.

そんなこんなで,なんか時差含めいろいろアメリカモードに体がセッティングされてしまいましたが,今から日本に帰ります.

成田に行って,羽田に行って,新千歳に行って,札幌に行って.

長い旅路だわ.

そんでもって,週末はまたまたお出かけ.気が重い.