2011/02/28

野球を続けること

プロ野球の門を叩ける人間なんてほんの一握り.

そこから活躍して,野球で身を立てられるようになる人なんてほんの僅か.

それだけではなくて,甲子園に出るとか,大学野球で活躍するとか,野球においてはそれなりのエリート街道というものがあるのだけれど,その道のりはけっこう大変なのである.

先日,イナリの野球流儀というwebsiteを発見して,一心不乱に読みました.

私と同年代で,実は,八尾フレンドつながりで実際に会ったこともある.(お互いに顔を覚えるほど深い知り合いでもなかったが)

サイトでも紹介しているとおり,PLのレギュラー陣の中では全然身体が大きいわけでも,ゴツイわけでもなかったけれど,グラブ捌きが本当に柔らかくて,教科書に出てくるような守備力をしていた素晴らしい野球選手だったと思います.

そんなごく普通の野球エリートが,どんなことを考えて野球をしていたのかが,本音で分かる実に興味深いサイトです.

それにしても,文才もあって,見事なものです.

今は,普通に会社員をやりながら,少年野球の監督をやっているみたいだけれど,なんか嬉しくなってくるな.

自分に息子がいたならば,ぜひ「いなちゃん」に野球を教えてもらいたいものだと思える程,彼の野球技術は素晴らしかったと思う.

少年野球のコーチとか,私もやってみたいな.

2011/02/27

ミュンヘン工科大学



ちょ,うちの大学にもつけませんか??

word嫌い

えと,来月上旬に締め切りの論文がありまして.

いっつも,基本的にはLaTeXで論文を書いているんですけれど,「wordで書いてくれ」というお達しがあったので,イライラしながらwordで論文を書いていたのです.

LaTeX userはwordで書けと言われると,かなり不快感を覚えます.汚いし,勝手に数字を入れ込まれるし,パソコンのversionやら機種によって不具合が出てしまうし,treeやsemanticsの記号がうまく書けないし,例文とグロスが細かくずれるし,参考文献もいちいち書かないといけなくなるし.

あー,めんどくさい.

それで,昨日は一生懸命論文を書いていたのだけれど.

一応,オートバックアップのセッティングはしていたのだけれど.

それで,昨日,パソコンをぷっつんする時に,wordに不具合が出て,なんか嫌な予感はしていたのだけれど.

まぁ,fileを今日になって開いてみた.

.....

昨日,書いた箇所がまるまる消えている!

データがパソコンの中のどこにも残っていない!!!

もう,word,アホ.どあほう.めっちゃ阿呆.

今後は,wordでなんか書けとか言われたら,絶対無視したるねん.

『あれ(↑)から5分後』

Time Machineって神!

2011/02/26

結婚願望

うちの勤務校の学生さんたちは,概して結婚願望が強くて,それでもって,北海道の年配の人たちの間でも,

「嫁にするならFの人」

という理想は,まだけっこう残っているという話を耳にしたことがある.

実際,卒業してすぐに結婚するとかいう人たちもけっこういるし,まぁ,なんだかんだでそちらの方面の率はいい感じのようである.

別にこれは「女子大だから」とかいうものでもなくて,例えば,津田塾大なんかだと,伝統的に3分の1の人たちは結婚できなくて,それを差して

「梅子の呪い」

と評しているのだそうである.(創始者なのにかわいそうな話である.ちなみに津田梅子さんの墓参りを3度すると呪いが解けるという噂もあるそうな)

津田塾出身の人は数人知っているし,なんか一度,学生気質みたいなものを比較してみたいという気持ちはあります.

話を戻して.

なんだかんだでいろいろと,うちのお嬢ちゃんたちから話を聞くのだけれど,

『男と見れば品定めをする』

とかいうことをやっているのだそうである.

所謂,「あの人と結婚したら...」「旦那だったら...」とかいう話.

「すっごく細かいところまで見てますよ.女舐めないでくださいね☆(原文ママ)」

という,雨夜の品定めも真っ青になる発言もされたことがある.

諸説あるけれど,とりあえず源氏物語の作者が女性であるということは,衆目の一致するところだし,この手の,パートナーにする際の品定めという視点はけっこう女性特有の現象なんじゃないかなと思う.

だから,女性が勝手に想像する男同士の会話ってやつで,雨夜の品定めには,あまり現実味がないような気がする.

男だと,私の周囲でそういうことはあんまりないし,だいたい,あまり細かく分析はしない.

詳細は書けないけれど(笑).

女性による品定めの傾向の証左として,老いも若きも「○○とだったら結婚してもいい」だとか,「○○と結婚すると大変そう」だとかいうよく女性がされる発言が挙げられると思う.

男だと,「○○は俺の嫁」とかいうネット用語こそあれど,現実では結婚系の話はほとんど耳にしませんね.(もっと,単純なレベルの話ならたくさんありますが)

さらに,「結婚したら大変」だとか,結婚生活という具体性と精密性を持たせた考察になると皆無である.(「佐々木希と結婚したら大変そう」とかいう男性の発言を想像するのはちょっと難しい)

まだ幼い,ないしは若くて独身の女性ならまだしも,人妻さんでもこの手の発言はよくされますよね.

たぶん,日本人なら誰でも「イチローと結婚したら大変そう」という女性の発言を一度は聞いたことがあるのではあるまいか.(私がイチローフリークなのは言うまでもないが)

他にも,「福山雅治とだったら結婚してもいい」とか.(一度でいいから,「決定権はあなたにあるのか?」と問うてみたい)

まぁ,そんなこんなで男と女ってのは徹底して違う生き物なんだなと感じていた週末なのでした.

さて,買い物に行ってから,仕事に集中します.

2011/02/23

受験生たちへ

もう一度言う.

今日はあまり寝るな.

12時までに床について,5時くらいに起きよ.

それで,明日はちょっと身体を動かせ.

受験場周辺を散歩するとか,観光地を出歩いてもいい.

とにかく身体を疲れさせよう.

そして,明後日(明明後日).

知力の全てを

気力も

体力も

持てるもの全て

全てをその受験会場においてこよう.

結果は気にしなくてもいい.

とにかく,今,自分の持っている全てを出してくればそれでいい.

健闘を祈っている.

地震

実は,今月末にクライストチャーチに行く予定ができたと思ったら,なくなってしまったのだが.

Strong earthquake rocks New Zealand's South Island

日本も政府専用機を飛ばして,邦人その他埋もれている人たちの救出に向かったみたいだが,急いでもらいたいものである.

俺たちゃ,こういう時のために税金払ってるんだから,さっさと行け!

2011/02/21

キャンパスリサーチ



なんか,北星学園大学と北海道大学の紹介ムービーを見つけました.

ちなみに北星学園大学の女の子,美人.4月からが楽しみ.

てか,この小塚つかささんは,うちには来てくれないのだろうか.

案内するのにやぶさかではないのに.

いやいや,やましい気持ちは決してござらん.単に我が勤務校の宣伝と,繁栄を思えばの気遣いを申し上げただけのことでござる.

イカール星人



ちょっと函館行ってくる.

雪も溶けてきたし.

2011/02/20

人は見た目が

えっと,ちょっとこんなニュースやってたそうですね.

所さんの目がテン!で検証...面接官は賢いブサイクよりバカなイケメンを選ぶ事が判明

実は,こういうことを昨日,考えておりました.

ちょっと個人的な用事じゃなくて,大学の仕事でヨドバシカメラに行ったのだけれど,そこの某リンゴショップの店員さんがかわいくてノリがよかったので,ついついあれこれと話を弾ませてきたのです.

何せ,大阪つながりとかいう共通点もあったし.

それと,よく行くスーパーのレジ打ちの女の子も,かわいいとついつい気分がほっこりとしてしまうし.

あと,最近,冬用の服なんかもセールの時に買ったのだけれど,イケメンのマメで感じのよろしいお兄ちゃんがいろいろ世話を焼いてくれたので(本人がイケメンなので,ファッション論が理にかなっているような気がしたのである),ついつい財布の紐が緩んでしまったのだけれど,別の日に,別の店で,決してかっこいいとは言えないお兄さんにつかれてしまったので,購買意欲をなくしてしまった(何せ,そのお兄ちゃんが目当ての物をつけていて,それでがっかりしてしまったのである)ということもあった.

人気商売だと,見た目は大事なのである.

よく考えれば,営業なんかでも,かわいい or きれいなお姉さんが来ると,やっぱり雰囲気はよくなるというか,無理してでも何か買わないとという気になってしまうし,男の私からしても,雰囲気のいいイケメン兄ちゃんが来ると,やっぱり気を許してしまうという気分になる(女性にあまり縁のないタイプの男性特有の不潔さだとか,「嫌な」匂いって,男の側からしてもあまり気分がよくない).

見た目って大事なんだな.

それによく考えてみれば,人気商売の予備校や塾の講師なんてのもイケメンやきれいな人だと評判がよろしいし(いつまで「マドンナ」を自称しているんだという人もいますよね).

さらに,つい最近の同僚さんたちとの飲み会で,私と現在のポジションを最後まで争った対抗馬(どっちかと言うと,こちらの方が当初は本命だったらしい)の人は,凄く美人で,人事の人たちの間では,「女子大だし,今後の看板になってもらおうか」という話題で持ちきりであったらしい.

まぁ,世の中,そんなもんなのかもしれない.

そういう意味でも,匿名のピア・レビューが幅をきかせるアカデミズムの世界って「フェア」な感じがして気分が落ち着くのだけれど.

お知らせ


本名がばれてしまうな.(てか,バレバレか,すでに)


2011/02/18

現実と向き合えるか

入試の合格判定会議が終わりました.

大学の入試難易度が大幅に下がったという話は枚挙に暇がないのだけれど,うちのような中堅校でもいろいろと大変なことがあるということが骨身に染みてよく分かった.

正直に言って,北海道の大学偏差値に関して,あまりリアルな数字を知っていなかったというのもある.

例えば,人文系で考えてみると.

予備校によりばらつきはあるが,北海道大学の文学部では偏差値60ないしは58といったところで入学が可能なようである.代ゼミによれば,センター試験で77%を取ればOKという案配.

センター試験で80%を切っているのに,旧帝大に受かるんだというのも今更ながら驚愕の数値である.しかも,昨今のこれ以上ないくらい易化した問題なのだから,20世紀に受験生をしていた人たちにとっては信じられない数値であろう.

さらに,北海道のような地方だと,教育大学の人気もけっこうある.

教育大学が国立大学の中では一番入学が容易であるということくらいは知っていたつもりなのだが,北海道教育大学の国語教育ないしは英語教育は,代ゼミ査定でセンター試験で63%を取ればそれで合格圏内であるらしい.

まさか,センター試験で7割を切っているのに合格できる国立大学が琉球大学以外にあるだなんて予想だにしていませんでした.

さらには,本州では,「とにかく国公立大学に行きたい人の最後の砦」と揶揄される小樽商科大学が,北海道では「樽商」と呼ばれ,一定のステータスがあるという事実.

入学偏差値は55ないしは54という評価.本州では,「容易」とされる基準だが,北海道では「難関」という評価なのである.

私立大学は,これら国公立大学に引っかからなかった人たちの間で受験生を奪い合うわけであるから,その難易度は推して知るべしである.北星学園大学の英文科という例外を除けば,偏差値は50あれば御の字という世界の戦いなのである.

入学試験の出来を見れば分かるが,「大学」という水準を保つためには,定員を削減するというオプションも今後の大学は考える必要があるように思える.

もちろん,この選択は望ましいものではない.

学生数が減るわけであるから,収入も減るわけである.しかしながら,入学定員を絞り込むことによって,ある程度の教育水準を担保することはできるわけだし,優秀な卒業生をコンスタントに送り込むことができれば,入学定員を少ない数で維持することは十分可能である.

現実的にこの方向に大学経営は舵を取らないであろう.何せ,減った収入分は教職員にしわ寄せがくるわけであるから,収入も学生定員に合わせて削減する必要がある.

しかし,それでも,「さすがにこの水準の学生を入れてはならないだろう」という現実と照らし合わせて,今後も続く少子化時代を大学がいかに生き延びていくのかを真剣に考える必要は大いにある.

顧客のパイが減っているということだけは確実なのであるから,「質を保つ」という観点と「収入を保つ」という観点の両方を維持するバランス感覚については,十分に考慮していかねばならない.

大学も,大学教員も淘汰される時代に入っているんだろうな.

2011/02/15

自画自賛

えっと,大手のきっつい所(KとかSとか)に目をつけられているわけではないので,そこはちょっと気楽なのだけれど,とりあえずは無事に入試と採点が終わりました.

やれやれ.

まぁ,もうconfidentialな情報でもなくなったので,ちょっとだけ自画自賛すると,うちの学部の英語の入試問題は,一応,理想とされる辺りの得点率に収めることができました.

苦労したしな.(ていうか,最初から全部,任せてもらえれば楽だったのですけれど,察してやってください)

標準的で,取り組みやすく,純粋に英語力を試せる問題になったなという印象があったとすれば,7割方,私の力だと思います.偉そうな物言いだということは自覚してますけど,確信を持ってます.(日本社会で,新任の教員がガンガンものを言うのはけっこうしんどい仕事なのです)

難易度の調節を含め,K塾で働いた経験はかなり大きかったですね.英語を教える現場に立つ,教壇で教える,教育カリキュラムに精通する,いろんな学校,各種教育産業の内部に通じる,という経験をしている大学教員なんてほとんどいないのだろうけど,たぶんこの経験はあと10年くらいの賞味期限があると思う.せっかくなので,もうしばらく活用していきたいのだけれど.

それと,英作文の採点なんかをしていてひしひしと感じていたのが,大学で英語の読み書きが必須の学科の学生の基礎学力が低いという事実.

もう数年前から言われていることだけれど,例えば,言語学だとか心理学だとか,質の高い論文や教科書の大半が英語で書かれている業界のものをきっちりとやってもらおうと思えば,基本的な英語力の養成は必要不可欠になってくるのに,簡単な英文すら読めないのであれば授業が成立しないという事実.

これはなんとかしないといけない.

コケにされているのでかわいそうなのだけれど,最近の学生さんは総じて向上心があって勤勉なので,大学でそれなりのコースを準備してやればけっこう勉強すると思う.それに,うちはまだ勉強する人たちがたくさん入ってきてくれる大学である.

彼らは単純に,「教わっていないから,知らない」ということが多いだけなので,なんとかできるようなカリキュラムを,いい学生さんが来てくれている時代に整備する必要があると思うのだけれど.

実際,北海道の私立大学で「北」のつく2大学の外国語カリキュラムはかなり整備されている様子であるということはよく分かる.

1年,2年でみっちりと基礎体力を鍛えるので,3年,4年ではしっかりと専門科目が教えられる.この制度は現状で一番好ましいし,かつ,そういうきっちりとした指導をボリュームゾーンの学生は望んでいるように思える.

例えば,北星学園大学英文科 お知らせでは,ゼミで作成した英字新聞や,卒業研究の英字新聞を公開しているのだが,質・量ともなかなかのものである.これだけの作文力なんて,たぶん,私の母校の阪大の英文・英語学の卒論でもなかなかお目にかかれない(数人,一部添削した後輩さんたちがいるので,よく分かる).

基本的だが,言いたいことをきっちりと伝える文章を書く.

これだけのことができる土台があるのであれば,3年,4年の専門授業では十分に洋書が採用できる.リサーチ・ペーパーを読ませられれば,授業はかなり生産的になる.

せめて自分の手の届く範囲の学科のカリキュラムでは,これに近いくらいのコンセプトくらいは作っていきたいと思うが.

2011/02/14

迷う

えっと,まだまだ自分が守りに入っていないというか,心の底ではいろいろやりたがっているんだなということを,昨晩感じておりました.

ベッドに入った頃(12時前),某所のmailing listからResearch Associate Linguisticsの情報が流れてきたので,research proposalから何からといろいろと読んでいたのです.

ちょっとかいつまんで説明すると,要するにケンブリッジのポスドクの仕事の機会の話.給料が年間27,319ポンドから28,983ポンドで5年の契約.比較統語論を研究するプロジェクトで,学部生用の授業も受け持つし,PhDの学生のアドバイザーなんかもする機会があるみたいである.さらには,このプロジェクトの成果を1冊の本にまとめて出版する必要があるようである.(願ったり叶ったりだが)

このプロジェクトチームのチーフのイアン(某所の学会では,私の目の前で寝息を立てて寝ていたのだが)は歴史統語論ではちょっと知られた人物だし,それより何よりサポートスタッフにTheresaが入っているのも興味深い.彼女はまだ若いので,有名なpublicationがあるわけでもないが,優秀で活動的な人なので,今後間違いなく活躍する言語学者だと思う.気さくでいろいろ話に乗ってくれるので,一緒に仕事ができるのは魅力的である.プロジェクトでは,non-configurational languageを扱うのが望ましいという趣旨だが,これも絶妙なタイミングである.日本語が,所謂non-configurational languageに分類できるという話は,Haleの指摘以来重要なissueだが,これをSaitoの議論も含めて評価し直す価値は十二分にあると思う.ちょうど,Davidらがやっていたmirros and micro-parametersも出版されたところだし.(本は高いけど,Davidにmailしたらpdfでくれるよ.>K.Y. くん)

それに場所がケンブリッジというのもいい.研究に集中できる環境であることは間違いないし,ヨーロッパだからあちこちの学会にも顔を出せるし,時にはロンドンやヨークにも帰って,修行させてもらうこともできる.学部生も大学院生も優秀な人間はなんだかんだで多いので,刺激も受けさせてもらえる.

なんだか,想像しただけでわくわくしてくる.優秀な人間が周りにうじゃうじゃしていると,劣等感も出てくるのだけれど,自分の脳みそが活動しているのが直に感じられてゾクゾクしてくるんですよね.まだ,チャレンジしても悪くない年齢だと思うのだけれど.

楽観的かもしれないが,5年みっちりやって目に見える研究成果も出れば,帰国して就職するのも難しくはないのではないかと思うのだけれど,5年後な.確かに,微妙な年齢だな.

でも,このまま安定して,研究者として腐っていくのももったいないな.自分は,きつい環境ならそれなりに成果も上げられそうだけれど,一人で勝手にほっといて芽が出ていく程,優秀な人間でもないしねぇ.

私のような半端者は,日本の大学なんかにいても埋もれていくだけのような気がする.

ちょっと,今週一週間だけ,この仕事にアプライするかどうか真剣に悩もう.

今のところ,出す気持ち15%といったとこかな?でも,日本のまともな大学に常勤職で就職しているのに,あえて任期付きに飛び込むなんて,ちょっと「まともじゃない」と思えるくらいの理性はある.

難しいなぁ.

2011/02/13

何をしたらダメか

えっと,街中でポケットティッシュを配っているのをもらうことってありますよね(二重ヲ格ってけっこう使えるな)

それで,出会い系サイトのティッシュをもらったのだけれど,それをたまたまうちのお嬢ちゃんたちに見咎められました.

「あー,先生,最悪ー」

「そんなことしてるんですかー」

「あーあ,実はちょっと憧れてたのに」

etc etc

なんでやねん!

単にティッシュもらっただけやないかい.

出会い系に連絡なんてしたことないわい.(2011年2月13日現在)

というわけで,なんかつくづく窮屈だなと思うのだけれど,女子大の教員なんてやっていると,プライベートでもいろいろ制約がつけられることがあるみたいです.なんか,やんなっちゃう.

しかしながら,女の世界のネットワークなんて広いもんで,あれやこれやの情報が飛び交っているみたいですね.私のような男には知る由もない世界ですけれど.

ところで.

女子大生相手に,一体何をやれば評判が悪くなるのだろうとかいろいろと考えてみたのだけれど(電車を待っている間って暇なんです.本,買えばよかった),なんか合法的なことでも制約は多いような気がする.

そりゃ,犯罪者になれば評判が悪くなるのは当然として,以下,法律には触れないけれど,何をすれば評判が悪くなるのかということを考察してみたい.

(i) レンタルビデオ屋さんで,エロDVDを借りる:実はやったことがないのだけれど(本当に),しかしながら,よく行く(何せ,スポーツジムと同じ建物)店の店員さんに受け持ちだった学生がいることが判明したので,可能性は十分にある.正直,アダルトメディアに対する女性の感性ってイマイチよく分からないので,これはどんな評判になるのかはよく分からない.まぁ,評判が低下することは十二分にありえるのだけれど,昨今の女子大生だと意外と理解もあるのかもしれない.間違っても,評判がよくなることだけはないだろうなということだけは分かるのだけれど.

(ii) キャバクラに行ったら,店員さんだった:実はうちの大学のお嬢ちゃんの中に,キャバクラで働いているとかいう人がいるということが分かっているのだけれど,さすがにこういう場所で出会うとどうなるのか,とちょっと興味はある(実はキャバクラにも行ったことがない.2011年2月13日現在.キャバ嬢に知り合いはいるが).別に違法なこともしていないし,まさか言いふらされることもないとは思うが,微妙な秘密を共有することになるので,受け持ちの学生だとぎこちない空気が漂うのだろうなということは想像に難くない.

(iii) 性風俗に行ったら,店員さんだった:さすがに身体を売る系というか,裸になる仕事をしているという人の話は聞いたことがないのだが(まぁ,著名大学でもAV女優になっている人がいる昨今,過去にいたかもしれないし,今後出てくるかもしれないのだが),もしこんなところで出会ったらとんでもないことになるな(ちなみに性風俗にも行ったことがない.2011年2月13日現在).普通の神経をしていれば,きっとお互いに黙っているのだろうけれど,相手が普通の神経でなければ(この系の仕事をする人にこの種の人間は多いのだが),きっと凄まじい悪評が立つということは想像に難くない.周囲から,あっけらかんとした反応が返ってくればいいのだが.

(iv) 女の子を口説いたら,学生さんの友人だった.もしくは姉妹だった:うまいこといこうがいくまいが,気まずいことこの上ない.

(v) 女の子を口説いたら,実はうちの学生だった:受け持ちの学生でもなければ,全員の顔を把握しているわけでもない.

(vi) もう開き直って,受け持ちの学生とつきあう:授業中の気まずさを想像すれば,こんなマゾっぽい行為はやりたくない思いで一杯である.

なんか,もういろいろ考えるの面倒くさくなってきますね.どーにでもなれって感じです.

男と女の出会いなんて交通事故みたいなもんだろ.

2011/02/12

イギリスの教育

えっと,ケンブリッジなんですけど,学費を3倍の9000ポンドにまで値上げする話が出ているみたいですね.

Cambridge `planning to raise fees to £9,000'

イギリスの大学授業料に関しては,知らない人の方が多いと思うので概観しますと.

実は20世紀末まで,イギリスの大学授業料は無料で,98年から年間授業料£1,000を徴収するようになって,そのままなし崩し的に授業料が徴収されるようになりました.

格差は大学にもよりますけど,例えば,ヨーク大学だと2010年度の学費はユーロ圏内の学生で年間£3,290,ユーロ外で£11,,300から£14,850という数値になっております.

まぁ,ほんの10年ちょい前までタダだったのがいきなり9000ポンドだなんて酷い話だと思いますけど.(日本の国立大学も,私が生まれる前の頃は年間で10万円を切っていたのに,今では50万円を越えてますもんね)

実は学費の急激な値上げはケンブリッジだけではなくて,去年末にはロンドンで暴動なんかも起こっているので,わりとイギリス全土の話みたいです.

これにはけっこう理屈というか,理由もあって.

一番は,金融で金を転がして儲けてきたイギリス経済が,リーマンショックでアメリカ経済と一緒に大打撃を受けたということ.

後は,授業料の回収の見込みがあるということ.

世界的に見て,経済格差と学力格差に相関関係が見られるということは,有名な事実なのだけれど,イギリスではこの種の階級格差が特に酷くて,所謂オックスブリッジ(オックスフォード大学とケンブリッジ大学のこと)に行く学生の家族は裕福であるということが知られています.

まぁ,そういうわけで,ちょっと授業料を増やしてみましたといったところで,学生の質が急に悪くはならないであろうという予測が立てられるというのが大きい.

この徴収した授業料は,貧しい地域の子供達の教育に生かすというビジョンがどうやらイギリス政府にはあるみたいだけれど,まぁ,富の再分配を利用して,教養層の質と量を高めようという試みが背景にあるということは間違いない.

あとは,イギリスの大学業界でまことしやかに囁かれている「ディプロマミル商売」をケンブリッジやオックスフォードが推し進めているということもある.

実は(アメリカでもそうだが),イギリスで修士号を取るというのはけっこう簡単なんです.

必要なのは一にお金,二にお金,三四がなくて五に語学力といった案配.

前述したとおり,イギリスの授業料はEU圏内と圏外で随分と差があります.

圏外の人たちは,ぶっちゃけ「お客様」で,たくさん授業料を払ってくれればそれでいいというのがイギリスの大学の本音です.

要するに商売で学位を売っているようなもので,ごくごく簡単に有名大学の修士号が手に入れられるので,これを「ディプロマミル商売」と言っている大学関係者がイギリスには凄く多いのです.

実質,そんなもんかもしれないですが.

例えば,日本の大学なんかだと,海外で修士号を取ってきたと言えば,特に年配の人たちの間での評判がよろしいので,そのまま「箔がつく」ということになります.実際,イギリスの修士号だけという学歴で「教授」になっている先生方も大勢います.

内実はたいしたことがなくても,実際,そんなもんです.

自分たちの大学の学位にそういった価値があるということを,イギリスの大学も分かっているので,修士号の大安売りをやっているわけですね.

まぁ,この種の事実を白日の下にさらすなんてことをすると,日本ではトラブルメーカーのレッテルを貼られるだけなので,若い人間は黙っているより仕方がないわけですが.(そのわりにこんなところで文章にしているのですけれど)

もちろん,イギリスの大学も,上澄みの修士号の評価を落としたくはないので,コースを大きく2つに分けています.1つがresearch courseで,これは従来の高いレベルのもので,高い基準の入学審査と修士論文の質が求められる.もう1つがtaught courseで,これはぶっちゃけ無理矢理国際基準に合うようにコースワークを受けさせ,どれだけ適当な論文でも,とりあえず修士号だけあげますというコースです.商売の対象になっているのはもちろん,後者.(時に,taught courseから化けて,優秀な博士の学生になる人がいるということももちろん事実です)

まぁ,そんなこんなで,授業料を上げるメリットはありこそすれ,デメリットは少なそうですよね.(貧しい階級から出てくる少ない数のエリートを拾い上げられrないという点のみです)

なんか歪んでいるような気もしますけど,日本もなんとなく一億層中流から,この種の階級社会に移行している段階のように思われるので,あまりえらそうに言えた口でもないな.

2011/02/10

ドクター

えっと,certification of award がイギリスからsigned for (書留)で送られてきました.



ただの紙切れなんですけど,なんかうれしいですね.20代の集大成みたいなもんだし.

というわけで,これで本格的にスタート地点に立ったというところですね.

札幌雪祭り

えと,ちょっとバタバタとした一日だったのだけれど,2010年度の最終講義を某北国の国立大学で終えて,その足で札幌雪祭りに行ってきました.

人生で一度は見てみたかったものの一つだったのだけれど,観光客が多いですね.しかも,日本だけじゃなくて,本当に世界各国から.

雪祭りはけっこう楽しかったのだけれど,なんか寒い場所にずっといると疲れやすくなります.

手足の感覚がなくなって,そんでもって暖かい場所に戻ってくると一気に体力がなくなるといった感じです.

バタンキュー.

まぁ,あんまりウインタースポーツには向いていない身体なのかもしれない.

 斎藤佑樹の像もありました.正直,あんまり似てないと思ったのだけれど,けっこう人気でした.齋藤くんは好きなのだけれど,齋藤くんの報道は何とかならんもんなんでしょうか.マスコミもいつ手のひらを返すんだか.
 北京広場ってのもありました.中国人観光客がこの辺にはたくさん.でも,みなさんマナーがよくてちょっとびっくり.イギリスで見かける中国人観光客って,モゴモゴ.

東本願寺です.本物を見たことがありますが(何せ関西人),これもけっこうきれいです.自衛隊,やるな.
 キャラクターものでは,これが似ていた感じで,人気がありました.
 知恵の神とされる梟ですが,アイヌの守り神でもあったんですね.しかし精巧にできているもんだ.
 スノーボードのイベント会場の裏です.テレビ塔は大昔に一回だけ上ったことがあります.
氷の世界というのもありました.氷室京介の歌声と竹野内豊の姿を思い出してしまうのですが.

2011/02/06

エジプト情勢

テレビをあんまり見ないので,日本の報道がいまいちよく掴めないのだけれど,私は毎日BBCのポッドキャストでglobal newsを聞いているので,少なくともイギリスでは連日BBCでエジプト情勢が報道されているということくらいは知っている.

今日は休みだったのでCNNとNBCのニュースなんかも見ていたのだけれど,アメリカの報道も今やエジプト情勢が中心のようである(当然なのだろうが).

知っての通り,ムバラクはアメリカの傀儡政権代表だったので,そのムバラクが追放されたということは,中東情勢がきな臭くなるということを意味する.

サダトのイスラエルに向けた奇襲により,第四次中東戦争が引き起こされたのと同じく,二度目のオイルショックが起き,再びアメリカを初め世界の経済情勢が悪化する可能性も大きいわけであるから,注目を集めるのも当然である.

New York TimesのJohn Kerry氏による社説によれば,「ムバラクとその一族は,政権を一時放棄することを宣言し,適切に時期大統領が選ばれる選挙を確約する必要がある」というありきたりな意見と共に,アメリカの今後取る立場については,「中東の安定を追い求める犠牲のために,独裁政権に手を貸してきたという事実に目を向け,新しくできる政権確立のためのフェアネスに手を貸し,社会を安定させつつ親米姿勢を保つ努力をするべきである」という内省を促す意見を述べている.

New York Timesが左派で,穏健論を述べる傾向があるということは認めるにしても,アメリカが冷静な立場でいるということがなんとなく分かる記事もある.

Foreign AffairsでCarrie WickhamがThe Muslim Brotherhood After Mubarakで議論しているのだが,ムスリム同胞団は若い知識層により,思想が大きく変化している状態であり,社会主義のように精神の核としてイスラム中心主義を残してはいるものの,政策の実行にあたっては市場経済を認める現実主義であるという旨が述べられている.

ムスリム同胞団は,ムバラク政権下で政治的野心を述べる度に弾圧を受けてきたということもあり,かなり慎重な姿勢を身につけてもいるようである.

どうやら現状を踏まえれば,最悪の情勢になることはどうやら避けられそうであり,ポスト・ムバラク政権は,結局は世俗的な政治と法制を伝統的な枠内に収めて,なんとかやっていけそうな雰囲気は伝わってくる.

今回のエジプト情勢を煽っている勢力の情報源として,facebookが大きな役割を果たしているということは大きく報道されているところであるが,こういった新しいメディアを利用するようになった世代は,けっこう現実主義的で,軍事行動やテロだけで社会が変革できると考えない冷静さを持っているという可能性はけっこう高いような感じがする.

「落としどころ」を計るのに,適切な箇所はどこかを探る情報源として,インターネットは新しい「弁」のような役割を果たしうるディバイスになるのかもしれない.

まぁ,イスラエルの存在がやっかいなのは気になるが.

2011/02/02

インテル入ってる

えっと,インテルの公式サイトに長友の写真がuploadされてます.

Nagatomo training with Inter

すげー.

かっこえー.

って,インテルですよ,インテル.まさか,日本人が,インテル,ミラン,ユーベの三大クラブのどこかでプレーする日が来ようとは.

もう,本当に凄いことなんですけどね.いやぁ,もう感激.

なんか,意味なく自分も「やろう」って気になるな.

紀要どうしよう

紀要:大学などの教育機関が,定期的に発行する「学術雑誌」のことである.審査のある専門家の集まる場所で論文を発表できない研究者の見かけ上の業績を上げ,論文を書いたという既成事実を作るためだけに発行されるため,できるだけ人の目に入らない場所でこっそりと存在し,ひっそりと姿を消す運命にある.

まぁ,大学業界のしきたりみたいなもんです.ろくなもんじゃないです.悲惨な文章しか書けない「教授」先生たちの実力が分かるので,ある意味おもしろいかもしれませんが,こういう人たちが「最近の学生はレベルが低い」だとか,学生をバカにする態度を取るという不思議な業界が大学の世界なんです.他山の石としなければいけませんが.

というわけで,その一例.

「県HPで批判され苦痛」滋賀大教授の賠償請求棄却

かいつまんで言えば,紀要(つまり適当に書いた駄文)が人の目にさらされたので許せないと訴訟を起こした先生がいたというお話.論文なんて人の目にさらされて,こてんぱんにされてなんぼの文章だと思うのですが,まぁ,日本の大学のおかしさというのが分かろうというものです.

えと,一応,言語学なら自分でも評価できると思って,うちの紀要に目を通してみたんですけど,その出だしがこんなの.

日本語のモーラが実際の文ではどのように使われているか,確認するた めに,いくつかの文章を選んでその実態を示したいものと思っていたが, その余裕が無かった。幸か不幸か,たまたま3箇月に亘って不意に世間か ら隔絶された状態に相遇し,その無聊を慰める手立ての1つとして,パソ コンは勿論,手持ちのテキストは取り寄せられず,ケータイ・電卓すら無 い状態で,紙とシャープペンシルと消しゴムを道具とし,資料はこれもた またま見ることのできた「週刊文春」8月6日号(2009年)から1文を採 ることとした。見開き2ページのエッセイということで,「文春図書館」 中の「私の読書日記」の酒井順子「地図を開いて,内を向く」を選び出し た。以下いろいろな数値は総て紙に書いたり消したりして集計し,筆算で 求めたものであり,完璧なものではありえない。酒井氏の文が3359モーラ から成ることは2度も指折り数えて確認したが,音節に分解し集計した値 は,3度試みたにも拘わらず,その度ごとに異なるため,上記の数値に最 も近い3度目の集計・筆算を採ることとした(総計3266モーラで,上記 3359モーラの97.23%であることで有意と判断願いたい)。』宮澤 2010, NAID 110007645656

まぁ,何も言うまいて.