2011/05/07

注意すべきか

えっと,某大学の課題のチェックをしていたのだけれど.

断言はできませんが,お喋り口調ではないですし,今,流行の「私ゎ」のような気持ち悪くて悪寒のする小文字が混じっているわけでもないので,口語と文語を区別せよという水準はなんとかクリアしているような感じなのですが.

しかしながら.

なんか,顔文字とか,絵とかいろいろ織り交ぜられてある解答が数枚.

文体から察するに,なんか気持ちよく書いていたんだろうなぁという雰囲気があるのだけれど,でもたかだか小課題とはいえ,アカデミズムの文章に顔文字も絵もいらないと私は思う.

この手の慣習が,「斬新」だと捉えられて,効果的だと感じられる時代になれば,もしかすると,顔文字や絵が鏤められてある文章の方が望ましいと考えられるということもあるのかもしれない.

もしくは,某学会(日本保育なんとかって,モゴモゴ)のように,発表ポスターやスライドに絵柄や創作物,花に折り紙をたくさん貼り付けたカラフルなものを展示するのが望ましいという業界ももしかするとあるのかもしれない.

自分の所属社会の慣例に従って,そして,自分の感性を信じて,この種の彩りはやめておいた方がいい,そしてアカデミズムの文体というのをぜひ学習していただきたいと言いたいのだが,もしそれで,学生さんに「傷ついた」とか言われて,引き籠もられると,それはそれで難儀なのである.

深夜に電話をかけてきたということを咎めただけで(京都外国語大学の事例),セクハラ認定される世の中なのである.触らぬ神に祟りなしということだけは確実なのだ.

まぁ,放置するに如くはなし,か.

しかし,言いにくいことを口にしてくれる人が,後々振り返ってみるとありがたい存在なのだということは,小さいうちから経験として身につけておいた方がいいと思うのだが.

教育制度に組み込めないか,とも言いたいが,どうせ変なワガママ教師に恣意的に利用されるだけで逆効果なんだろうと思う.

なんか,年のせいか説教臭い文体になってきた今日この頃.

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