2012/06/24

最近,何をやっているのかわからないのだけれど

えと,何かと雑用が舞い込んでくるのですが,来週もまぁた,言語学とは縁もゆかりもない仕事をやんないといけないことになりそうです.

その次の週は,入試関係の話も複数あるし.

というわけで,大学教員って,雑用の多い職種なのです.まぁ,気楽と言えば気楽なのかもしれないけれど(今日も中間テストの採点をEURO 2012と野球を観ながら終えたところだし).

「大学教員って何で評価されるんですか?」と聞かれることがあるのですが,正直,要因はよく分かりません.

会議や分掌業務など,経営に関わらないといけないですが,これは大学内で権力を握りたければ頑張ればいいのだけれど,雑用を増やしたくなければやらない(できない)方が得です.まぁ,組織にいる以上はある程度仕事の出来る人間の方が居心地がよくなるということだけは確かです.

講義はもちろん重要な仕事の一つですが,この内容も特に評価の要因にはならないというか,日本らしく,特に問題を起こさなければそれでいいという感じです.学生アンケートなんかもやりますが,アンケート結果がよかったからといって特に何があるわけでもないし,めちゃくちゃ悪くてもそれでクビになったりすることはありません.また,集客力があるということも全く評価されることはありません.

研究も,別に論文を書こうがかくまいが,学会発表をしようがしまいが,少なくともうちの大学では特に評価されることもないし,書かないからといって特に何の罰則があるというわけでもない.

まぁ,勤続年数が長いとか,社会情勢なんかもあって,いつの時代に職に就いたかとかいったことが給料や待遇の主要因であって,仕事の内容が問題になることは何もありません.ちょっと冒険して変わったことをして,問題が起これば責任を取らされることはありますが,無難に周囲と同じ事をやっていればそれで万事オーケーといった職種です.

「なんだ,そりゃ?」

と一般の人には言われそうですが,私はこれはこれで悪くないのかなという気もします.

分掌業務なんかは,極端にできる人とできない人の差が出る上に,それで人に感謝されることも,自分の履歴になることもないので,多少の不満感が出ることもあります.しかし,これは,言うなれば雪かきみたいなもので,とりあえずできる人がやっておかないといけないという類のものなので,「しゃあない」という気分でやっています.

講義に関しても,予備校みたいに目的と教えるべき事柄が決まっており,即効性が求められている内容のものを扱うのであれば,もっと厳密に評価するべきなのかもしれません.

しかし,大学で扱う講義なのだから,その意義が数年後,数十年後に分かるような内容を扱う必要もあるし,時にはワケわからんことをやってもいいだろうし,それに講義丸ごと失敗してしまうような冒険も時には必要だと思う.それに,単位認定が優しい方が学生評価が高くなることは明確なので,時には厳しい教員も必要なのである.教員は嫌われることも仕事の一つなのだとよく思う.

研究に関しても同じで,確実に研究成果が見込める小さな研究もあるだろうし,調べたところでなんにも分からないかもしれない,挑戦的な研究テーマももちろんあるだろう.時には結果を求めないことも研究ってやつには必要なのだと思う.

まぁ,こういう講義や研究という類のものは,あまり資本主義的・効率的な考え方と馴染むものでもなくて,非効率的な道を進むことが許容される雰囲気も必要なのである.

それに,効率よくお金が稼げないとしても,講義では少なからず受講生の満足した顔を見る機会が得られることも多いし,専門分野ではそれなりに充実感が得られる機会もある.言うなれば,お金以外の報酬というものがあるのである.

いつも思うのだけれど,自分が一生懸命仕事をして,それで人が喜びこそすれ,人を不幸にすることはないのだから,こういう職種って恵まれているよなって常々思う.

って,自分に言い聞かせているみたいだな.

そんな今晩の献立はこんな感じ.

鮭とキノコのあんかけ
(i) 鮭に塩を振る.
(ii) フライパンで両面に軽く焦げ目ができる程度に焼き,それから微塵切りにした生姜ひとかけ,白だし,お酒どぼり,醤油たらーっと,それにほぐしたマイタケを入れて,ちょっと加熱し,
(iii) 仕上げに刻んだネギたっぷりと小さじ1杯の片栗粉を水に溶いてドバーっとかけて終わり.

白菜のおひたし
(i) 白菜を塩茹でして
(ii) ザルにあげて,そのまま冷やして
(iii) 軽く絞って,くるくると巻いて盛りつけて,ポン酢をかけて終わり.

キノコのカレーソテー
(i) マイタケとエリンギを刻んで,ゴマ油で炒めて
(ii) 塩・胡椒で味付けし
(iii) 仕上げにカレーパウダーをかけて炒めておしまい.

ミョウガと油揚げと茄子の味噌汁
省略.

調理時間は27分でした.

2012/06/23

終わった

札幌紀伊國屋書店でのイベントが終わりました.

よかった...

なんか,間を持たせるのが凄く難しく,出だしがあまりよくなかったので,最後まで綱渡りの司会でした.調子が悪くてもそれなりにまとめるのがプロの仕事なので,課題がいろいろと見えたのは収穫でしたが.

しっかし,この気分屋気質の自分の性格はどうにかならないものか.

ところで,21日に出演してきたローカルテレビが動画に上がっていました.


Video streaming by Ustream

自分の出演は一番最後です.ちなみに自分が動いている姿や自分の声を聞くのは嫌いなので,私は観ていません.そして,自分では視聴しません.

ちなみに,この番組の出演では,キャラを作っていますからね.

現実の私はこんなのではないはずだ.たぶん.

2012/06/21

テレビ出演してきた

えと,ローカルのインターネットテレビ,えりす石狩ネットテレビという番組に出演してきました.

漫才みたいな使用になっております.

スタッフや周囲の人たちにはけっこうウケた(これだけで満足).

2012/06/20

サイエンスの記事

一応,大学教員ではありますが,私が同僚とScienceやNatureをネタに話をする機会を持つことはできません.

まぁ,所属が学術とはあまり縁のない場所なので,仕方がないと言えば仕方がないのですが(隣の学科に行くと,それなりにいる.遺伝子の話ができる人もいるし).

ということを,ちょっと考えるきっかけになった記事がこれ.

Gene mutation sought to explain mysterious language problem

言語障害とか,ちょっと詳しいと(ムダに)授業を持つ機会は持てるのだけれど,まぁ,うちでやってもしゃあないか.

でも,日本でももうちょっと言語障害に関心を持ってもいいと思うんだけどな(教育上,必要なこともあるだろうし).

うちでも言語障害についてやっている教員はいるのだけれど,「FOXP2」について試しに聞いてみたら,

「何,それ?キツネ?」

とか言われたのはナイショである.

いや,まぁ,Foxは確かに「キツネ」という意味はありますけれど...(しかも,北海道だから,その辺にいるし)

ちなみに,FOXP2は,運動制御機能との関わりの方が大きい可能性が高そうですね.Pinkerなんかは,どこまで本気で言っているのか分かりませんが.

2012/06/17

人は人

趣味が悪いかなとは思うのだけれど,スーパーのレジで待っているときは,前の人の買っている物を見て

「今晩は何を作るんだろ?」

とか,勝手に考えたりすることがあります.

すみません.まぁ,どうせ一回か二回程度しか会わないだろうしね.

人ごとですが,カップラーメンや出来合の物ばっかり買っている人は感心しませんが,やはり,細々とした食材を買っている人の方に魅力を感じます.

理想は何を作るのか予想できないようなもの.家の冷蔵庫にはたぶん,こんなもんが残っててetcと想像するのが楽しいです.

って,ちょっと悪趣味な感じもするのだけれど.

今日は,自分の前が,ちょうどアラサーの同世代の男性二人組で,焼き肉セット一式(出来合の物),唐揚げ(出来合の物),餃子(出来合の物),それにビール6本,焼酎にお酒用の氷を買っているのを見かけました.

友人同士でこれから家飲みなのかもしれないし,もしかするとゲイカップルで休みの夜をゆったりと過ごすのかもしれない(それで,ブルーマンデーを迎える,と).

二人とも服装はこぎれいな感じでしたが,顔が脂っぽい感じで,夕方なので剃った後の髭がまた伸び出して青っぽくなっていて,それでいて,頭皮に「あれ」の兆候が...という雰囲気でした.

まぁ,その辺でよく見かけるアラサー男性って感じだったのだけれど,ごくごく一般的な私と同世代の男性って,やっぱりこういうガッツリ系の油物が好きな傾向にあるし,野菜はあまり取らないし,ビールをグビグビとやって,プハーっという人の方が多いですよね.

それで,ちょっとずつ丸っこくなったり,熊っぽくなったりして,だんだんとおじさんの階段を昇る,と.

私の方はというと,特売の野菜や割引シールが貼られてある商品を買う傾向は相変わらずで,今日もお買い上げは1000円に満たないような感じ.

作る食事は,茄子と豚挽肉の味噌炒め,小松菜と油揚げとしめじの煮びたし,アスパラガスの白和え,それに叩きゴボウとニラ入りかき玉汁に発芽玄米入りのご飯というラインナップ.

前者の男性二人組と比べると,なんか精進料理とでも言えそうな感じなのだけれど,私個人としてはこういうヘルシー傾向の方が身体に合っている気がする.

それにやっぱり太りたくないし.

まぁ,好きなように自己管理しておけばいいんですよね,と思いながら,食後にシーバスリーガルをロックでぐびぐびとやっていることも多い今日この頃です.

えっと,最近は立て続けになんかややこしい雑用がいろいろと舞い込んで来ていて,ちょっと参っている感じです.時々,仕事を投げ出して考えたくなくなることもあるのですが.

それと,ちょっと気に掛かる学生さんがいて,気が気でない状態になることがあります.明日か明後日にでもGood Newsが飛び込んでくるといいのですが.

2012/06/07

お知らせ(喋ります!)

えと,身元がバレる心配がありますけど,アナウンスしちゃいます.

6月22日18時より,紀伊國屋書店札幌支店において,石狩本の出版記念トークイベントを行います!(・∀・)

入場は無料です.

私は司会やる予定です.大阪弁で喋っている「おにいちゃん」(「おじさん」ではないと信じたい)がいたら,きっと私です.

うちの女学生が何人か来る予定です.

H大の学生さんも来てくれるそうです.

近隣の方は,フライデイナイトの前に,ちょっと立ち寄ってみてください!

2012/06/05

前へ進もう

香川がユナイテッドと契約へ

長友のインテル移籍もそうだったのだけれど,ほんの10年前,20年前までは日本人がインテルだの,マンUだのといったビッグクラブでプレーするなんて,口にするだけでもバカにされるような夢物語だったはずなのだけれど.

いつの時代でも,「無理だ」だとか,「できっこない」だとかいったことを口にする人間は,いつでも前に進もうという気がない人間なんですよね.つくづくそう思う.

2012/06/02

高校野球観てきた

ちょっと時間的に余裕のある週末で,天気も良かったので高校野球を観に行くことにする.

日差しが強いので,外に出ると暑いのだけれど,日陰に入るとちょっと肌寒いくらいに涼しい.ちょうどヨーロッパの初夏のような感じでとても気持ちがいい.この時期の北海道は本当に季候がいい.

バックパックを背負って,文庫本を入れ,歩いて電車に乗る.最近,移動はもっぱら車か自転車なので,「うん,これだ」という感覚をなんとなく思い出す.公共交通機関を使うと,けっこう本が読めるんですよね.

円山公園駅に着き,ちょっと住宅街をぐるっと回ってから円山公園に入る.円山の近辺は,本当に閑静な住宅街という感じで,ちょうどいい穏やかさと深さが存在している感じで,大倉山と藻岩山が背後に見えて,「人を惹きつける」雰囲気がある.やっぱり,ここは人が住むにはいい環境なんだろう.



円山公園は木々の間から入る光と風が気持ちよくて,非常にいい.穏やかで,静かで,凄く落ち着ける.子供たちが広場でキャッチボールをしているのもいい.公園は何でもできるくらいの方がいいのである.大阪みたいに,ゴミが溢れて,あれもしちゃダメ,これもしちゃダメとかいう禁止事項のオンパレードで,ホームレスがたむろっているのはいかがなものかと思う(大学生時代に,自分が教えていた女子中学生なんかがよくホームレスにちょっかいを出されていたので,私は彼らに好意的ではない).



今日は春の全道大会の準決勝ということで,ちょっと期待して観に行きました.まぁ,それなりには楽しめたのですが,ちょっと期待外れでもあったのは否定できません.

第一試合は,札幌龍谷と札幌第一の試合.どちらも北海道ではそこそこ名の知れた私学なのだそうですが,レベル的には近畿のちょっと強い公立高校同士の試合という感じ.でも,どちらの選手たちも好青年で,いい感じに高校野球をやっているという雰囲気はあります.



札幌龍谷の投手は変速フォームで球速は120km出るか出ないかといった案配.露骨に変化球とストレートの腕の位置が変わるのと,セットのモーションが大きいのが難点.捕手も肩が弱く,2塁にダイレクトで送球できないことが多いので,終盤はフリーで走られまくっていた感じでした.

札幌第一は,チームとしてはそこそこ鍛えられているような感じなのだけれど,節目でのプレーが雑でエラーが多い.投手は癖のないフォームで,ランナーがいる時もいない時もセットで投げていました.球速は130km弱くらいで,ストレートは標準的でしたが,低めのスライダーが切れていて,それで空振りを取れていた感じでした.ただ,終盤は疲れからか,球が高めに浮いていて,痛打される場面が多かったです.

試合は結局,5-2で札幌第一が勝ちました.終盤の集中打で勝ちましたが,決勝打のタイムリーは正直,ただのライトフライだったと思う.目を切って,普通に後ろに走っていれば楽に取れていたあたり.でも,実力的に第一が勝っていたので,順当だと言えば順当なのかもしれない.

第二試合は北海と札幌日大.どちらの選手も強豪私学という体型なのだけれど,それでも実力的には近畿の強豪と比べると頭2つくらい足りない感じ.身体の大きさは負けていないのだけれど,グラブの使い方が総じて雑なのと,捕球から送球までの時間がかかり過ぎなのが気になる.特に日大は身体の大きい選手が大きくて,素材型のチームなのだけれど,なんかいろいろと未完成な部分が多くてもったいない.もっと上手くなれる選手がたくさんいると思うのだけれど.

北海は日大よりはいい感じなのだけれど,レギュラーサードは取ってから投げるまで時間がかかり過ぎだし,ショートのグラブ捌きも雑.それと強豪私学には珍しく,「あれ?これでベンチに入れるんだ?」という選手が4人ほど混じっている様子.

北海は,もしかすると春の大会なので主力を温存していたのかもしれないけれど,スターティングラインナップの多くが二桁番号.そして,スターターのバッテリーがなんか中学生みたいな体型.背も160cmそこそこといった感じ.

投手は110kmそこそこのストレートと(近くでスピードガンを構えている人たちがいた),80km代のスローカーブ(というか,しょんべんカーブ)が武器.しかも,コントロールもあまりよくない.捕手も2塁まで送球が全然届かないし,本当にこんなのが2番手捕手なのだろうか?という感じでした.高校野球相手に厳しい評論をしてしまってすみません.そこは野球専門校だからということで.

結局,この先発の子は2回で降りて,3回からはエースの玉熊くんが投げていました.3回と4回は全然おぼつかない感じで,好守に守られてあっぷあっぷという状態でしたが,5回以降はストレートが走り出して,別人のように抑えられるようになりました.これで,なんとか夏の目処はついたのかもしれない.



試合は3-2で北海が勝ちましたが,札幌日大も工夫すればなんとかなるのではないかという感じ.ブルペンを見る限り,投手のコマは揃っているみたいなので,次々につぎ込む継投策を夏には採用してもいいのではないかと思う.絶対的なエースがいるわけでもないし.それと,もう少し攻撃に工夫してもいいかと思う.足が使える選手が多そうだし,それにバントもけっこううまかったのに,要所で何もしてこなかったので,いやらしさがない感じの打線でした.まぁ,これから夏に向けて仕上げていくのかもしれませんが.

ところで,北海高校関係者はOBなのかどうかは知りませんが,ちょっとマナーのなっていない観客が数人いてちょっと不快感を感じましたね.「おっさん」という生き物は,どうしてこうも不条理で,汚くて,不愉快な生物なのだろうとついつい思ってしまいました.痴漢まがいのこともしでかすし,それを止めると逆ギレしてくるし,なんなんだ,こいつらは.