2014/05/08

怒らんでもええやねん

いろんな方面からお気楽だと思われている大学教員とかいう身分ではあるのだけれど,それなりに腹の立つことも,ストレスが溜まることもある.

まぁ,人が怒る理由はそれなりに千差万別なところもあるし,一概に他人だけが悪いとは言えないということもあるだろうし.

それで,こういう怒りの感情が芽生えてきて,その場でプッチーンっと切れてしまうようなことがあると,それはそれで楽なんだろうなというか,感情を抑えないで生きている人たちがそれなりに羨ましくはあるのだけれど,個人的にはそういうことをしないようにしています.

というのも,怒りの感情が芽生えるようなことがあっても,だいたいがそれほど深刻な問題でもないというか,人の命が関わるようなことでもないので,翌日以降に「しゃーないか」と思って割り切ってこなせるような事柄であることが多いからである.

それに,私も昔はそれなりに怒りっぽかったのだけれど,20歳を過ぎた頃くらいからは,感情を制御することができるようになったし,それにたとえ不快感を感じるようなことがあっても,大体がバッティングセンターなんかに行ってボールを打ちっぱなして,ご飯と一緒に適量のお酒を飲んでぐっすりと一晩眠ってしまうと,わりとどうでもよくなることが多いということが分かるようになってきたのである.

前任校のF女子大学で,各地の特別支援校の校長先生をやってこられた人と一緒に仕事をさせてもらったり,一緒にお酒を飲んだりすることが多かったのだけれど,この人からはいろいろなことを教えてもらった.

特別支援校となると,世の中のダーティーな部分というか,割と人の残酷な面と向き合う機会が多くあるようなのだけれど,この先生はいろいろな物事に前向きで非常に楽観的で,そういった態度が非常にさっぱりとしていて気持ちのいいものでした.

「大丈夫,とりあえず人の命が関わってなければいいんですよ」

「世の中ね,なんとかなります.何か責任取らなきゃいけないときはね,謝っとけばいいんですよ」

「物事はね,人がその時に考えている時ほど,深刻なもんでもないんですよ」

といった台詞をさらっと笑顔で言われるのだけれど,一緒に友人のような感覚でつきあわせてもらいました.いいなぁ,楽しかったなぁ.

そういった経験もあって,何か不快感や不満を感じるようなことがあっても,とりあえずはその場では出さず,翌日以降に冷静になってから考えるようにしています.

こうしていると,世の中の怒りの多くがたいしたことでもないなと思えるようになります.まぁ,翌日以降になってもやっぱり理不尽だと思う場合には,しつこく怒りの感情を抱えて生きていくことにはなるのだけれど.

とりあえずは,どんな時でも気楽に笑っていられる余裕だけは持てる人間でありたいと思います.

0 件のコメント:

コメントを投稿